高層ビルが立ち並ぶアブダビ。

花森、城島、アレック、桐生の海外組がが同じ車で移動している。

花森は、ヨーロッパの人間に生まれたかったと言っている。

そうすれば代表の試合のために、こんな暑い国に来ることもなかった・・

 


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それに対して城島はUAEを気に入っている様子。

町は奇麗だし、治安も悪くない。

宗教的な縛りもほとんどないし。

確かにこの暑さは厳しいが。

 

アレックは花森に同意。

世界的に見ても、日本の代表選手は移動が大変。

 

桐生は、その分タフになれると考えればいいと前向き。

怪我が多い桐生が言っても説得力がないとアレックに突っ込まれる。

 

アレックは、今回新しく代表入りした椿と窪田が楽しみと言っている。

ウルグアイ戦で一緒だった花森もやりやすそうにしていた。

 

しかし花森は、

今の代表は、結局自分たち海外組がやるしかないと言っている。

いくら新顔が入って来たとは言え、これから始まるのは失敗の許されない本番。


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このキビシイ環境、ブランが大幅にメンバーを入れ替えるとは考えにくい。

ブランは必ず俺たちをたよる。

 

などと言っているうちに、目的地周辺。

ジャパン組は昨日のうちに着いている。

城島
「ここら辺に誰かいたりしてな。」

アレック
「それはないわー。

こんな日中に外歩いとったら干からびてまうやろー。」

しかしまさに花森たちの車が通ったその時、近くを歩いている4人の日本人がいた。

八谷、畑、窪田、椿。

畑は強烈な照りつけに、熱中症になってしまうとぼやいている。

日差しもすごいけど、湿気がやばい。
(アブダビは海が近い)

散歩はやめて帰ろうや、と畑。

先頭を歩いていた八谷が振り返る。

「まだだ!!

俺はまだ耐えられる!!」

八谷はブランに言われた、

早く暑さに慣れろ、なるべく汗をかけ!

という言葉を忠実に実行しているのだ。

自分たちは新入り。

代表常連組と同じことをやっていても、ブランの信頼を得られない。

ということらしい。

 

 

 

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