–不育症編 第3話(18巻収録・不育症)あらすじ

不育症のクリニックに来た篠原さん。

待合室には大勢の女性がいて驚く。

 


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ゴローとサクラが篠原さんのことを話題にしている。

不育症のクリニックでする検査について。

・まず子宮の形態異常を調べる。
生まれつき子宮の形に問題があって流産しやすい女性もいる。

子宮の形についての参考リンクはこちら

・甲状腺や糖尿病などの病気がないかの検査。

・血液が固まりやすい原因がないかの検査。

・夫婦の染色体検査
(流産の確率が高いかどうかわかるだけで、出産が出来ないわけではない。
治療法もないので、検査をするかどうかは夫婦で相談することになる。)

・不育症の検査は一通りやって、6万円以上かかる。

検査をしてもこれが原因だとはっきり断定できることは少ない。

原因というよりリスク因子。

明らかに流産の原因と言えるものは少ない。

サクラの診察室。

篠原さん夫妻が来ている。

不育症の検査結果は・・・

どれも正常範囲でこれが原因とは決められないと言われた。

篠原さん
「流産の原因がわからないという事は、もう治療法がないってことですもんね。」

 

サクラの見解

・検査をして、不育症の原因がわかり、治療をした女性が出産できる確率は、80%以上。

・そして、検査の結果、不育症の原因がわからず、治療をしなかった女性が出産できる可能性は、80%以上。

どういうことかというと、

治療をしなかったのは、する必要がないから。

流産の多くは胎児の染色体異常などで、仕方なく起きてしまう。

それが偶然重なって起こることは十分に考えられる。

今回篠原さんが不育症の検査をして異常がなかったというこの結果は・・

篠原さんは次の赤ちゃんを妊娠して出産に臨めるのだという事がわかったという結果。

 


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サクラの説明を聞いて、篠原さんの目に光が戻って来た。

 

サクラは続ける。

流産を繰り返すことは心に大きな傷を残す。

でも、大切なことは気持ちを穏やかに保ち、

赤ちゃんを産んで育てられるんだという気持ちを、持ち続けること。

帰り道、篠原さんは夫に、もう一度頑張ってみると伝える。

「赤ちゃん諦めたくないもん。」

夫「ああ、2人で頑張ろう。」

そして数か月後、篠原さんは4度目の妊娠をした。

今日はエコーで赤ちゃんの心拍を確認する日。

篠原さん夫婦はサクラの診察室を訪れた。

夫は廊下のベンチで祈り、

篠原さんは内診台の上で祈る。

そして小松も、サクラも祈る。

 

まず、赤ちゃんの姿は確認できた。

サクラ
「・・・篠原さん、わかりますか?

赤ちゃんの心拍が確認できました。

赤ちゃん順調ですね。」

篠原さん
「よかった・・」

サクラが、次の健診の予定を言っても返事がない。

見ると篠原さんは顔を手で覆い、涙を流していた。

 

サクラは、この彼女のうれし涙が、ずっと変わらないことを祈っていた・・・

–不育症編 おしまい

〇感想

いやー、よかった。

読みながら固唾を呑んでしまいました。

 

クリニックで原因が特定できなかった時は、じゃあ治療ができないのかと、私も思いました。

そうじゃなくて治療をする必要がないというサクラの言葉に、なるほどそうかと、納得できました。

篠原さんが3回続けて流産したのは単に確率の問題だと。

2話目でサクラが、36歳の女性が流産する確率は20%と言っていたので

20%を3回続けて引く確率は・・・

0.2×0.2×0.2=0.008

約0.8%!

自分の身に降りかかると、辛いですね・・・

気持ちも暗くなります。

でもそれはあくまで続けて引く確率。

不育症の原因がないなら、次のお産で流産する確率は20%!

つまり80%は出産できる!

そのことを確認させてくれたサクラの言葉はよかった。


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