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心は

雪の積もった山小屋の外で

現行犯逮捕されてしまった。

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心に緊張が走る
(公務・・執行妨害!?)

佐野は

「そんなの無茶苦茶だ!」と、

心をかばうが、金丸は全く応じない。

 

逮捕された場合の心の一番の心配は

” 元の世界に戻れなくなるじゃないか・・!? ”

ということ。

本当のことを言ったら信じてもらえるのか?

いや・・・

 

ここで佐野がは金丸に警察無線を聞かせる。

その無線は

長谷川と明音ちゃんが雪の中で倒れているのを神社の神主が見つけたと言っている。

2人とも、し亡している模様・・・

 

金丸が一瞬心から目を離したすきに、

心は自分の鞄を開けてノートと免許証を取り出し、湖めがけて放り投げた!

その様子は金丸にも見られていた・・・

取調室。

心は金丸に取り調べを受けている。

公務執行妨害の取り調べ。

そんなに長くかかるはずはないのだが、

金丸の狙いはもちろん別。

「三島明音ちゃんも長谷川もしんでいた。

やったのはお前だ。」

金丸は明音ちゃんのお母さんから、

明音ちゃんが心を不審に思っていることは聞いていた。

そしてさらに千夏ちゃんの一件。

心は三島病院の倉庫からパラコートを盗んで逃げたところを長谷川に見られていた。

二人の口を封じるために・・・

動悸としては十分。

 

金丸は心にライトを当てて詰め寄る。

小学校教師が教え子をころしたとなれば世間は大騒ぎ。

犯行を認めなければ裁判は長くなる。

裁判は過酷。

そして・・・

「お前は ” し刑 ” だ。」


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だが・・・

今認めればそれも変わってくる。

調書の書き方次第で今後の人生が大きく変わる。

拘置所で極刑が執行される日をおびえながら待つのと、

刑務所で罪を償って釈放の日を待つのとでは意味が違う。

”3人ころしました。反省しています。”

そう言えばいい。

 

心の心臓は激しく鼓動する。

しかし答えは出ない。

俯いていると

金丸は机を

バァァン!

と叩いた。

今度は席を立つと心の髪の毛を掴んで

言え!てめえがやったんだろう!と迫る。

そして心に3つの選択肢を突き付ける。

1.罪を認めること。

2.犯行を認めないこと。

3.黙秘すること。

「お前にとってどれが賢い選択かよく考えろ!」

 


「他の・・・選択肢はないんですか。」

 

金丸は「ある」という。

それは・・

本当のことをしゃべること。

「オレはお前の正体を知っている。」

——26話ここまで。

テセウスの船 27話に続く

〇感想

心は正体を知られたくないために免許証とノートを湖に捨てたのでしょう。

しかしその場面は金丸に見られていました。

湖を探せばノートも免許証も見つかったはず。

「正体を知っている。」とは・・

金丸は心が未来から来たことをもう知っているのでしょうか。

それとも別のことを言っているのでしょうか?

金丸は以前心に向かって

「田村さん・・・
私にはね、選択肢がいくつもあるんですよ・・・
また伺います。」

と言ったこともありましたし・・・

 

いずれにしても事ここに至っては

心が知っている1989年の情報は最早意味を持ちません。

金丸の言う通り、心の判断一つで未来が変わってしまいます。


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