涅哩底王は6年前に忍を全滅させなかったことを悔いている。

恨み

哀しみ・・・

情に流された鼠共が次から次へと湧いて来る。

「今こそ根絶やしにしてくれようぞ。」

 


スポンサーリンク


 
 

涅哩底王は魔獣を涙に向けて放つ!

 

涅哩底王による魔獣の説明。

・召喚された魔獣は幻ではない。

・召喚元は南蛮。名はガーゴイル。

・元は豊穣を司る水神。

・今は鋭い爪と固い皮に覆われた化け物。

 

魔獣に襲われた涙は泣き叫んで逃げる。

「やだやだやだ 来ないでぇ~」

七弦は助けに行く気配もない。

「たすけてぇ~」

と叫びながら逃げ回る涙を見て、涅哩底王もあきれている。

「忍共も人材不足なのか?」

その一瞬の隙を七弦は見逃さなかった。


スポンサーリンク


電光石火の速さで涅哩底王に斬りかかる!

紙一重で刀で受け止める涅哩底王。

(この蜩とか言う男・・・

仲間に一瞥すらくれぬか・・)

情にもろい忍のこと。

涙を魔獣に襲わせることで七弦にも隙が出来ると、涅哩底王は踏んでいたのだった。

 

しかし七弦は、

「俺は情という感情は持ち合わせていない。」

という。

情を持てば弱くなる。

弱い忍は生き延びられない。

 

一方、2体の魔獣に追い詰められた涙。

もはやこれまでと覚悟を決めた模様。

現と何か約束事があるらしく、しんだらごめんと、心の中で謝っている。

涙の顎から恐怖で汗が滴る。

汗が落ちた地面は黒く焦げる。

次の瞬間、魔獣が涙の首元に噛み付いた!

 

 

 

次ページへ
 
 


スポンサーリンク