DL対早実の練習試合。

(於八王子の早実グラウンド)

 


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檜絶好調。

3番の小荒を三振にとって4回終わって未だノーヒット。

1塁を踏ませていない。

(早実 0-0 DL)

中学時代から檜のウワサを聞いてきた小荒。

実際に対戦してみての印象は、”想像以上”

迫力がそう錯覚させるのか・・・

凄く近くから投げられているように感じるという。

宮田
「球のキレ、コントロール、テンポ、圧力・・・

高校上がってさらに進化しとる。」

しかし檜のことをよく知る宮田には焦りの色はない。

なぜなら・・・

檜は心が弱点。

「9回までのどこかで必ずヒビが入る。」

 

小荒は、DLが金属バットを使わず、竹バットで試合に臨んでいることにも首をかしげる。

宮田も、狩野の真意はわかりかねるよう。


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しかし狩野は奇天烈だが無意味な事はしない。

「何か意図があるはずや・・・」

DL、5回の攻撃中。

ベンチで一息ついている檜に狩野が声をかける。

「エライ飛ばしてるけど9回まで持つけ?」

完全試合とか、余計な事は考えるな。

相手はちょっとした隙をつこうと狙っている。

甲子園優勝校の実力はこんなもんじゃない。

 

しかし檜は自信満々。

相手がだれであろうと自分の投球をするだけ。

 

問題は打線。

それにしても打てない。

DLもここまで無得点。

長野達先輩は、竹バットじゃ難しいとぼやく。

狩野
「打てへんのはバットのせいやない。」

弘法は筆を選ばない。

 

高校野球がゴールじゃない。

金属に頼る癖をつけると引退してから苦しむ。

 

この狩野の考えに珍しくマリオも同意する。

 

 

 

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