前回速水から
もう会わない方がいいね
と言われたハマジ。
ショックのあまり38度の熱が出て、翌日学校を休んでしまう。
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放課後の部活。
今日はトレーニングルーム。
ハマジが休んでいることに気づいた篠崎は早速萩原に
「これは心配ですね!
いっそお見舞いに行っちゃったらどーっすか?」
と目を輝かせて言う。
はぐらかす萩原に
篠崎
「ハマジのヤツ先輩が顔見せたら絶対喜びますよ!」
と煽る。
それでもなかなか萩原は乗ってこない・・・
素直じゃない萩原にヤキモキする篠崎。
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そのころハマジは・・
熱は37度まで下がった!
もう体は楽だが、さすがに部活する気にもなれない。
ぶらりと散歩に出かける。
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ベンチに腰掛けてジュースを飲んでいると、また昨日の事が蘇ってくる。
せめて誰かに話を聞いてもらいたい。
するとその時頭に浮かんだのは中島や堀口たち。
こいつらに話したらどんなことになるか・・
想像しただけで背筋が寒くなったハマジ。
そんなハマジに
「あー、ハマジ!
あんた今日休みじゃないの!?」
と声をかけてきたのは篠崎。
今日は陸トレのみで速く終わったという。
普段ハマジにとって篠崎は鬱陶しい存在でしかないが、
今日はたまたま話を聞いてくれる人を探していた!
「篠崎・・俺の話を聞いてくれっ!!」
これだけで篠崎は
「篠崎先輩の話!?
わかった、速水ちゃんでしょ!!」
と詰め寄る。
恐ろしいほど勘のいい女だ。
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