時は少し遡り、代表メンバー発表前日。

ブランが達海を料亭に呼び出していた。

「大事な大会の前に、大切な友人に会っておきたかった。」

というブラン。

 


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ブランは椿について語り出す。

・椿ほど今シーズン急成長した選手はいない。

・その彼が、A代表で国際大会を経験したらどれ程の選手に成長するのか見てみたい。

・それは持田とは関係なしに。

 

ここで達海が椿に関してブランにアドバイス。

・あいつはプロとしてフルシーズン戦うのは今期が初めて。

・その上、アンダーの代表やA代表の活動にも参加している。

・それらはすべてが初めての経験。

・どこかでガクッと落ちることは当然あるかもしれない。

 

そして次に夏木の話題が出て、

ブラン
「あー・・

彼は惜しいところにいてね・・・」

アル・アインに移動して練習中の日本代表。

椿の姿はまだ見えない。

初戦まであと3日だというのに・・・

心配そうな藤澤。

・あまり長引くとコンディションが落ちる。


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・そうなると戻ったとしてもチームにフィットできないまま大会が終わってしまう・・

(これ程のチャンスを目の前にして・・・

終わってしまっていいの!? 椿・・・!!)

椿はホテルのベッドの上で落ち込んでいた。

(もう・・日本に帰ろう・・)

監督や選手のみんなは気を使って優しい言葉をかけてくれる。

しかし、こんな状態が続けばチームにとって迷惑以外の何物でもない。

練習においても、

周りのレベルについていけていないという事以前に、いつもできていることができていない。

代表に合流したあたりから・・

身体が完全に疲れ切ってしまっている。

それでも窪ちゃんたちは上手くやっている。

自分だけ・・・

そう考えることでますます追い込まれていく。

一日中ホテルにいても、まともに眠れないい日が続いている。

このまま日本に帰ったとして・・

達海監督やETUのみんな、応援してくれてる人達にどうやってわびたらいい・・

(ああ・・・もう消えてしまいたい。)

 

トントン

 

誰かが部屋のドアをノックする。

 

 

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