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いよいよ夏合宿も大詰め。

一方、あの絶対王者たちは・・?

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二つ坂高校薙刀部(と的林と寧々)、夏合宿6日目。

総仕上げ。

11人の少女たちが挑むのは・・・

そう、去年もやった円陣稽古。

円陣稽古とは、

全員で一つのエンジンを組み、

戦う意志のあるものがが円陣の中心に進み出て一本勝負を行い、

負けた方が円陣に戻り、

勝ったものはそのまま次の対戦をするというもの。

3連勝で抜けることができる。

つまり、弱い者、消極的なものはいつまでも抜けられない。

去年は寿慶も円陣に加わったので、最強の真春もなかなか抜けられなかった。

しかし今年は寿慶は参加しない模様。

いち早く真春が3連勝して抜ける。

 

真春に寿慶が声をかける。

「お前が抜けたらこの先は長引きそうだね。」

真春
「先生が円陣に入っていないのに?」

 

寿慶の言葉の意味は・・・

去年とはまるで違う。

部員同士の実力が拮抗してきている。

誰が勝ってもおかしくない。

「いいチームになった。」

一方、熊本東高校薙刀部では異変が起きていた。

穂山を筆頭に、1年生5名が退部してしまったのだ。

捨て台詞に

「最っ悪のチームだ。」

という言葉まで吐いて。

青ざめる荻・・・

 

かかり稽古をする奈歩と百合音。

百合音を容赦なく叩きのめす奈歩。

倒れたまま起き上がれない百合音に対し

奈歩
「立たんね、百合音?


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きったない中段を私に向けんで?」

 

島田と木庭のかかり稽古。

もはや木庭は島田に歯が立たなくなっていた。

百合音の言葉で、勝つことに徹した島田は強くなったのだった。

そして人間性も豹変してしまっていた。

以前の、素直で練習熱心の島田ではない。

完全に先輩たちを見下している。

1年生がみな逃げるように辞めてしまったのも島田が原因のようだ。

荻と木庭は嘆く。

「熊本東はこの代で終わる。」

しかしこうも

「だけん・・・今までで一番強か。」

先輩達にそこまで言わせる島田。

再び円陣稽古。

真春に続いてえり、文乃と抜ける。

次つぎに抜けていき・・

最後にに残ったのは等々力と唯。

二人の対決は・・・

唯が等々力のすねに決めた!

インターハイ本選まであと3週間・・・

——292話ここまで。

あさひなぐ 293話に続く

〇感想

島田、恐ろしい。

ここまで強くなっていたとは・・・

” 美しさを捨てれば・・・

熊本東で1番強くなれるとしたら?”

百合音の助言からその考えにとらわれてしまった島田。

たしかに強くなったのでしょうが、

奈歩の言う武道としての薙刀ではなくなってしまっています。

 

もともと力はあったのに、遠慮がちな性格でいまいち発揮できていないかった面はあるのでしょうが・・

島田がココでもう一度美しさも求める薙刀道に立ち返れば本当の強さを身につけられるかもしれません。

そう言う意味では島田こそ寿慶さんに教わるといいのに。


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