—-

教員会議の場で熱弁を振るう桜木の前に女帝・龍野久美子が立ちはだかった。

睨みあう二人。

—-

桜木
(出たな・・・

龍山凋落の元凶!)

東大合格者ゼロに陥らせた張本人・龍野久美子を前にして一歩も引かない構えの桜木。

 


スポンサーリンク


 

理事長代行・龍野久美子は学園と関係ない桜木に立ち去るよう命ずる。

しかし黙って出て行く桜木ではない。

自分は全くの部外者ではないと主張する。

かつてこの学園の運営に携わり、この新校舎建設にも深く関わって来た。

そしてここにいる宮原先生や高原教頭とも苦楽を共にした。

 

宮原も高原も桜木にはお世話になったと口をそろえる。

奥田校長も桜木には感謝している。

 

桜木
「私は以前親交のあった方たちを訪ね、談笑している。

これを不法行為と呼び、私に退去を求めるというのは職権の乱用というほかない。」

 

しかし桜木はこれ以上は食い下がらずに、水野と共に会議室を出る。

去り際に

桜木
「次は公の場で堂々とお会いしましょう。」

という言葉を残して・・

 

” 公の場で ” と言われてハッとした様子の龍野。

(もしや・・・)

帰りながら龍野の印象を話し合う桜木と水野。

女帝という名の通り、気が強そうという水野に対し、

桜木は

「あの女、頭がキレてタフでしたたか。

なかなか手強いぞ。」

高原教頭と宮原は桜木が学園に来た目的について話している。

ただ喝を入れに来ただけとは思えないし・・・

宮原は

もしかしたらこの学園に東大進学クラスを作ろうとしているのではないかと推測する。

これは、そうであったらいいなという希望も入ってのものだが。

理事長室。

龍野は校長に、何があっても自分の側につくことを念を押している。

校長は承知する。

桜木には絶対に入りこませないことを決意する龍野久美子。

水野が調べた龍野久美子とは・・

・年齢は32歳。

・スタンフォード大学卒業後、ウォール街で大手証券会社の為替ディーラーとして活躍。

・28歳で龍山学園理事長龍野雅也と結婚。

・ちなみに雅也は当時36歳でバツイチ。

・結婚直後から久美子は理事長代行として学園の全権を掌握。

・その強権的手法から学園内では女帝と恐れられている。

 

桜木は龍野久美子の目的が分からないという。

なぜこれほどまでに強引に学園を支配しようとするのか。

学校の進学実績の評価を落としてまで・・・

 

水野もそれが疑問。

代行就任直後に教員給与の一律5%をカットした。

これで特進クラス担当の有能な教師が次々に退職していった。

これが東大を始め、旧帝大合格者が激減した最大の原因。

教師の流出は、同時に龍山の合格メソッドも流出したことを意味する。

かつて柳、芥山、川口、阿院といった先生が達が授けてくれた東大合格必勝法のすべてが流出してしまったのだ。

 

桜木
「すべてがまたイチからやり直しか・・・」

 

しかし今回は女帝がいる。

桜木が中に入ることは拒否されてしまう。

今度は学園の経営陣に加わる以外にない。

桜木の狙いは、

 


スポンサーリンク


龍山学園の理事になること。

 

そのための準備はもう整えている。

・あのあとすぐに高原教頭、前校長の小松川に承認を取り付けた。

・現行長の奥田を説得する材料も用意した。

あとは結果を待つのみ。

週末に開かれる定例理事会が勝負!

龍山学園定例理事会。

出席者は

・理事長代行・龍野久美子

・理事で前校長の小松川忠男

・理事で教頭の高原浩之

・理事で現校長の奥田義明

 

小松川が手を上げて発言する。

今回の理事会を機に理事の職を辞したいという。

これは龍野久美子も予想していた。

了承し、後任の理事の選出に移る。

高原が桜木建二弁護士を推薦する。

龍野が決を採る。

賛成は・・・

高原と小松川。

奥田は迷っている様子。

高原と龍野からにらまれる奥田。

出席者は4人。

だが、理事長は否決なので

現在賛成2、反対2の状況。

奥田の票ですべてが決まる!

実は桜木は、奥田にある仕込みをしていた。

それは、写真。

水野が東大に合格し、教職員全員が歓喜に湧いた瞬間の写真だ。

まだ態度を決めかねている奥田。

小松川が高原にアイコンタクト
(高原先生・・・

校長が反対したらクーデター失敗だぞ、

どうする?)

龍野
「挙手されないのであれば反対でよろしいですね?」

 

奥田は震えている。

机の下で桜木に渡された写真を見ながら・・・

そして写真を渡された時の桜木と水野の言葉を思い出す。

桜木
「あの感激をもう一度味わおうじゃないか。

龍山に情熱と活気を取り戻そう。」

水野
「校長先生、私たちとぜひ一緒に。」

 

ついに決心がついた奥田。

手を上げて
「桜木建二弁護士の理事就任に賛成します。」

 

高原と小松川は安堵。

龍野は奥田を睨みつける。

会議が終わり、高原が桜木に電話をかけて結果報告。

よろこぶ桜木と水野。

 

桜木の理事就任が決定!

 

会議室に残っている龍野と奥田。

龍野は、反抗的な態度をとるなら考えがあると、奥田を脅す。

そして奥田に賛成に回った理由を聞くと・・・

奥田
「龍山高校から初めて東大合格者が誕生した時の・・

教職員全員の笑顔と感動を思い出したからです。」

龍野(くだらない!)

3学期終業式。

最後に新理事として桜木が登壇する。

生徒たちは桜木と水野の実績は知っている様子。

しかしその二人が何をしに来たのか・・・

動揺している。

 

桜木が挨拶を始める。

自己紹介は省略して、

10年ぶりに龍山に戻ってきた理由を話す。

「目的はただ一つ。

君たちを東大へ合格させるためだ!」

・10年前龍山高校は東大合格100名を目標として掲げた。
今もそれは変わらない。

・龍山に入学したからには目指す大学は東京大学ただ一つ。

「いいか、諸君!

大学は東大!

東大へ行けっ!」

——2話ここまで。

ドラゴン桜2 3話に続く

〇感想

最後の桜木のセリフはちょっと笑っちゃいますね。

ここまで頭ごなしに東大を押し付けられると逆に行きたくなくなる生徒もいるでしょう・・

さて、次回での生徒の反応が気になります。


スポンサーリンク