3学期終業式。

桜木による理事就任の挨拶。

10年ぶりに龍山に戻ってきた理由を話す。

「目的はただ一つ。

君たちを東大へ合格させるためだ!」

・10年前龍山高校は東大合格100名を目標として掲げた。
今もそれは変わらない。

・龍山に入学したからには目指す大学は東京大学ただ一つ。

「いいか、諸君!

大学は東大!

東大へ行けっ!」

桜木は、もう一回生徒たちを指さしながら

「東大へ行けっ」

と叫ぶ。。

 


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生徒たちの反応は・・

無反応。

 

かつて水野がまだ龍山の生徒だった頃。

同じ様に桜木が生徒たちに

「東大へ行け!」

と叫んだときはバスケットボールを投げつけられた。

今の龍山には矢島のような大人に対して反抗的な態度をとる生徒はいない。

平均的な家庭で育ち、素直な大人しい子ばかり。

みなシラけている。

高原
(桜木先生・・

今の子供たちに一方的な押し付けは通じません。)

 

桜木は続ける。

「お前達の心の中はこうだ。」

・東大に行く目的は?

・東大になんの意味がある?

それに対する桜木の答えは・・

「東大に行くのに理由なんかいらない!

東大に行く意味なんてない!」

 

これにはさすがに生徒たちは驚いた。

教師たちも驚いている。

 

桜木は続ける

・意味とか、目的とか、グダグダ考えるな。

・東大へ行くと決めてすぐに勉強を始めろ!

・考えるな!動け!
行動する奴だけが勝つ!

・来年度3年生のクラスに難関大受験コースとは別に東大専門コースを新設する。

これは教師たちも初耳。

代行
(勝手に決めんじゃないわよ!)

 

桜木続行

・募集定員は10名

・希望者先着順。
定員に達した時点で締め切る。

・希望者は終わったらすぐ第2会議室へ。

 

生徒たちがざわつき始めた。

 

桜木が生徒たちの疑問を想定して答える。

・東大専門コースに入れば本当に東大に合格できるのか?

答えは水野!

龍山高校東大合格第一号!

職業弁護士!

 

皆に注目されて赤くなる水野。


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桜木は壇上で水野の過去をさらす。

・水野はものすごいバカだった。

・高3の春で中学レベルの因数分解が解けず、be動詞の使い方もあやふやだった。

生徒たちから「すっげえバカじゃん!」と言われ、下を向いてしまう水野。

 

桜木続行

・そんなしぬほどバカの水野が、俺が外部から招いた先生の教えに忠実に従っただけで東大理Ⅰに合格した。

・もちろん猛烈に勉強した。

・水野直美は龍山から東大合格への歴史の証人だ!

・1年間我々の指導を受け、努力を続ければ必ず東大に合格できることを物語っている。

今ここで君たちに伝えることはたった一言!

” 水野を見ろ!” 

それだけだ!

 

生徒たちに再び見つめられる水野。

(勝手に人のことを広告塔として使ってんじゃないわよ!)

 

ざわざわしている生徒たち。

桜木
「ったくお前らはグズでノロマだな。」

今度は桜木は生徒たちを罵倒する。

勉強も学校生活も中途半端。

暇さえあればスマホでゲーム。

適当な大学に入って適当な社会人になれば無難に生きていけると思ってる。

しかし!

もうそんな時代は終わった!

なんとなくぼんやり生きられた時代は終わった!

それを知らずにぼんやり生きていれば、何の役にも立たない大人になるだけ。

これだけ言われても怒りもしない。

へらへらしている。

だからお前らはダメなんだ。

「ダメな自分を変えたかったら勉強しろ!

東大を目指せ!」

 

桜木は壇から降りて水野と共に会場を後にした。

生徒たちは口々に

・マジムカつく

・大きなお世話

などと言っている。

 

理事長代行は心の中でほくそ笑んでいた。

そんなやり方じゃ誰もついていかない。

完全に失敗よ!

——3話ここまで。

ドラゴン桜2 4話に続く

〇感想

失敗かどうかはわかりませんが・・・

こういう人がいても面白いかもと思えてきました。

わざと反発させる。

反発することで考えますからね。

大学に行く目的。

そしてその先の人生・・・

桜木の言う通りに素直に東大を目指し始める人は、

それはそれで問題かなとも思います。


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