零花にドタキャンを喰らった恭一。

零花のマンションに戻って来た。

部下に届けさせたものを郵便受けから取る。

恭一はALSライトを手に取る。

 


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そして零花の部屋に戻る。

鳥栖は恭一に

「何を持ってきてもらったんですか?」

と、しらじらしく聞く。

恭一はちょっと得意げにALSライトだと答える。

暗くして照らすと血痕とかが浮き出る。

恭一は自分の考えを話す。

・延人はこの部屋を最後に消えた。

・しかし目撃証言が出ない。

・なら最悪この部屋を出なかった可能性がある。

・つまり、この部屋でしんだんじゃないか?

 

鳥栖は表情を変えない。

 

恭一は部屋の明かりを消してALSライトを照らす。

部屋、トイレ、風呂場・・・

どこを照らしても何も光らない。

延人が消えたのは平日の昼間。

目撃者が出ない現状はおかしい事じゃない。

と、恭一は納得する。

となると延人の行動は・・・

・部屋を出た後どこかに向かう途中で車に拉致されたか・・

・部屋を出た後自らタクシーか仲間の車で蒸発したかの二択。

・コイツ(鳥栖)が犯人の場合は前者。

そこまで考えて、恭一はぼんやりとした違和感を覚える。


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鳥栖
(気づくな・・気付くな・・・)

 

実は、恭一がALSライトだと思って持っているのは、

鳥栖が購入したブラックライト。

タクシーの中の工作はパッケージをすり替えていたのだった。

血液が光らなかったのは当然だったのだ。

ただし、ALSライトで照らせるのは血痕だけではない。

指紋も照らせる。

ブラックライトでは指紋も光らない。

指紋のない部屋などありえないのだが、恭一は血痕に気をとられて気付いていない。

恐らくALSライトを使うのは恭一も初めてなのだろう。

 

恭一がALSライトを届けた部下に電話をしてる。

安物買ったんじゃないのか?

 

部下は、10万近くしたといっている。

部下は、メールで指示を受けて恭一宅に届けた封筒の事も触れる。

これは鳥栖が恭一のメアドをハッキングしてやらせたことなので当然恭一は知らない。

二人の会話がかみ合わない。

恭一がパソコンを開いて送信履歴を調べてもそんなメールは送っていない。

部下が恭一に、問題のメールを転送する。

確かに恭一のアドレスから送られている。

ハッキングされたのか・・?

電話はここで切る。

 

 

 

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