ヒロシがスマホを掲げてナナコとツーショット自撮り。

その時、エミリから写真が送られてきた。

居酒屋で田中とツーショットで撮ったヤツ。

それがスマホの画面に映し出された!!

” バレンタインですね。

また2人で飲みませんか??”

というメッセージまでついて。

田中の顔からみるみる血の気が引いていく・・

ナナコの顔を見ると・・

般若の面のような顔!!

 


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田中は平静を装い、返信のメッセージを打つ。

”俺、彼女いるって言ったよね?

飲みには行けないし、もう連絡もできない。”

送信して、一件落着・・

にはならない。

 

ナナコ
「じゃあ・・

説明してもらおうかしらね・・

ひとつづつ・・・」

 

ナナコは疑いに満ちた、

思い切り田中を威嚇する目つきで見ている。

 

田中の説明

・去年の10月、地元のみんなと飲みに行った日。

・ナナコにラインした。
帰りの電車で寝過ごして見知らぬ駅に着いた。

 

ナナコ
「あの・・・

朝帰りをした日かぁぁあああ!!!」

目は充血し、髪を逆立てて、叫ぶナナコ。

 

状況を整理すると・・・

ナナコの頭を一つの事実が支配する。

「やばい・・ヤってる・・・

ヒロシ・・・ヤったでしょ・・・

この女と・・」

 

田中の言い分は・・

・何もない・

・たまたま終着駅で飲むことになっただけ。

 

そんな言い訳で納得できない。

深夜・・居酒屋・・二人とも酔ってて・・

この女のとろんとした顔・・・

しかも田中の手が女の腰に回っている。

良くみると、おっぱいが田中に当たっている・・

 

絶対にこのあとヤっている・・

 

ヒステリックに叫ぶナナコ。

田中はヤってないとしか言えない。

 

ナナコ
「逆の立場をイメージしてみて・・・」

ナナコと他の男とのツーショット写真。

深夜・・居酒屋・・二人とも酔ってて・・

とろんとした顔・・・

しかも男のの手がナナコの腰に回っている。

そして翌朝朝帰り。

 

「ヒロシはこの状況でどう考える?」

ヤってるか、ヤってないか・・・

どっちだと思う?

 

田中の回答

「ヤってるな・・」

 

そぉぉぉぉでしょーがぁあああ


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と叫ぶナナコ。

 

しかしそうは言っても

「オレは本当にやってない。」

 

その後もヤった、ヤってないの水掛け論。

らちが明かないのでナナコは、ヤってないという証拠を見せろと言ってくる。

 

しかしこれは悪魔の証明。

浮気をしていないという証拠・・・

これは出せない。

 

起きていないことや存在しないことの証明は

田中
「事実上、不可能なのだよ・・・」

 

証明できないならやっぱりヤってるんじゃないのと立ち上がるナナコ。

 

いやいや、そう言う事ではない。

このケースでは、浮気をしたという証拠をナナコの方から出してもらわないと話が前に進まない。

 

ナナコ

・証拠は3つある。

・写真とメッセージ、そして朝帰りをしたという事実。

 

しかし残念ながらそれはただの状況証拠。

この後浮気をしたという決定的証拠にはならない。

裁判のルールで言うと、

疑わしきは・・罰せず・・

 

ナナコ、キレた!!

「なんだとこのっ ハゲーエェェェ!!」

お前がこんなことをしたのに!

なのに!どーして私だけが苦しまないといけないんだよォォォーーー!!

泣き崩れるナナコ。

こうして怒れば怒るほど、あの女の株が上がる。

そして私の株は下がっていく一方。

ナナコは布団に突っ伏して泣き始める。

 
田中
(大変な二泊三日旅行になってしまった・・・

まだ一日目だというのに・・・)

 

田中は謝る。

疑わしい行動をとったのは本当に悪かった。

でも本当にやってないんだ。

 

ナナコも少し落ち着いてきた。

結局証拠はない・・

決めるのは私の心。

 

一回だけでいいから

「ヤった。」

と言って見て。と言い出すナナコ。

どっちも聞いてみたい。

1回だけでいいから言ってみて。

 

ナナコ
「ヒロシ本当は・・

ヤったんでしょ・・?

あの女と・・」

 

田中は躊躇しながらも

「ヤった。」

 

やっぱりヤったと言った~と叫ぶナナコ。

——106話ここまで。

しあわせアフロ田中 107話に続く

〇感想

あー面白かった。

ナナコ、1回正解にたどり着いたのに。

「決めるのは私の心。」

でもやっぱり・・

感情は理屈ではどうにもなりません。


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