男の子の手術を始めるチームテンマ。

テンマの指示

・創部は汚染されているから消毒は十二分に。

・銃創を利用して皮切を行う。

・脳腫脹が起きてくる前に迅速に挫滅脳の摘出をする。

・デブリドマン(創傷清拭)は十分に!

 


スポンサーリンク


 

銃弾摘出。

テンマの見事な腕にチームの医師たちは驚く。

 

しかし安心するのはまだ早い。

破損した血管壁の補強が残っている。

 

夜が明ける。

男の子の手術は成功。

テンマは手術室を出る。

(がんばって・・・

がんばって生きるんだぞ・・・)

 

テンマが廊下のベンチで一息ついていると、

市長のオペを担当したDr.アイゼンとDr.ボイアーが通りかかる。

市長はなくなったという。

二人はテンマをなじる。

オペ直前にチームを抜けるなんて言語道断。

テンマのスタンドプレーのおかげで二人で穴を埋めなくてはならなかった。

 

しかしテンマは先に男の子のオペに取り掛かっていた。

そこのところを考慮してくれと主張するテンマ。

 

外科部長が来た。

「キミはチームワークを乱したんだよ。」

・テンマが市長のオペを行う事は指示したし、それ院長命令だった。

・それを無視するとは前代未聞。

・外科手術はスタッフ同士の信頼関係で成り立っている。


スポンサーリンク


・スタンドプレーは厳禁。

・Dr.アイゼンとDr.ボイアーは本当によくやってくれた。

・今回の件は院長に報告してある。

「覚悟しておきたまえ。」

 

部長はテンマに弁明の隙を与えることなく立ち去っていった。

 

看護師がテンマに報告。

男の子のバイタルサインはとても安定した状態です。

デュセルドルフ市内の自宅マンションでテレビを見ているテンマ。

ローデッカー市長が亡くなった件をニュースでやっている。

院長の会見の模様が映し出される。

残念な結果となったが、病院としては最善の努力をしたと説明する院長。

 

テンマは徹夜明け。

少しでも眠らなくてはならないのだが、眠れない。

次のニュースはリーベルト夫妻さつ害事件の続報。

部屋を物色した跡があることから物盗りの犯行か、

東ドイツから亡命した夫妻に対する政治的なテロなどの可能性もあるとしている。

続けて双子の兄妹についても触れる。

妹は無事。

頭に銃弾を受けた兄の方は、

銃弾の摘出には成功したものの、以前意識はなく・・・

 

ここまで聞いてテンマは自分がオペをした男の子の事だと理解。

「そうだったのか・・

希望の国・西ドイツへ来た途端にそんな目に・・・

あのコはこれからどうすんだ・・・」

自分も他人ごとではないことを思い出すテンマ。

 

次ページへ


スポンサーリンク