回想。

サクラと四宮が言い合っている。

新型出生前診断(NITP)の遺伝カウンセリングについて。

四宮は絶対やらないと言っている。

対しサクラは、必要な事だという。

・検査によって何がわかるのか。

・その結果が夫婦にとって何を意味するのか・・

・夫婦が納得いく結論を出すまでサポートしていく必要がある。

  


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四宮は、サクラの言う事はもっともだという。

しかしそれは、産科医がやることではない。

しっかりした遺伝カウンセリングは、産科医だけではできない。

サクラが屋上で休憩していると、そこに今橋がやって来た。

今橋が屋上で休憩するのは珍しい。

 

辻さんの中絶手術が終わったことが話題になる。

辻さんは出生前診断でお腹の子がダウン症だと判明した女性。

 

サクラは出生前診断についての思いを今橋に話す。

・出生前診断の目的は、胎児を検査して病気が分かれば必要な治療を行ったり、
情報をもとに出生後の準備をすること。

・決して障害のある赤ちゃんを見つけて排除するためのものではない。

・しかし現実問題として
新型出生前診断を受けるほとんどの夫婦は、検査前からお腹の赤ちゃんに何かがあった場合は中絶すると決めている。
それを間違いだとは思わない。

・ただ、自分が夫婦に対してしっかり説明できたのかは不安になる。

・無意識のうちに産科医としての信念を押し付けていたのでははないか。

・壁に突き当たった夫婦を支えてあげられたのか・・

・遺伝カウンセリングは出生前診断を止めさせることでも、夫婦に中絶を止めさせることでもない。

・夫婦に、自分たちが出した結論が間違ていなかったと思ってもらうためのもの。

・しかし自分は産科医。
喜んで中絶を行う産科医はいない。
だから不安になる。
いつか、自分一人で遺伝カウンセリングを行う事にうんざりしてしまう日が来るような気がして・・・

 

今橋は、サクラの葛藤はもっともな事だという。

そうやって悩むのは・・・

「鴻鳥先生が夫婦や赤ちゃんに誠実だという事です。」


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サクラが廊下を歩いていると、院長に呼び止められる。

院長は真田ケンジを紹介する。

・臨床検査技師

・認定遺伝カウンセラー
(レア資格)

・今後鴻鳥先生とは出生前診断のカウンセリングをペアでやってもらおうと思っている。

ナースステーション。

サクラがゴローに認定遺伝カウンセラーの説明をしている。

・相談者に遺伝や遺伝子によっておこる病気や体質をわかりやすく情報提供して、心理的・社会的サポートをする仕事。

・医師ではない。

・相談者の意志・選択・決定に対して、医療側ではない独立した立場でサポートができる。

・日本では2005年の4月から認定遺伝カウンセラーの制度が出来た。

・現在226人しかいないレア資格。

・がん拠点病院では認定遺伝カウンセラーがいることで病院評価につながる。

・ペルソナでは、全ての科で起こる遺伝が関与する病気や
遺伝子が関与している病気に携わってもらうことになるだろう。

・それで出生前診断にも関わってもらう。

・認定遺伝カウンセラーに関わってもらう事で
医学的知識中心の、結論ありきの説明になってしまう事を防ぐ。

・そうして夫婦の不安や迷いにゆっくりと耳を傾ける。

・大切な決断をするときに重要になってくるのが、人・時間・場所・雰囲気・・
それらを作り出せるのが認定遺伝カウンセラー。

タケヒコとヒカルの夫婦。

タケヒコはヒカルに出生前診断の本を見せる。

・亡くなった自分の姉がダウン症だったこと。

・ダウン症はほとんど遺伝しないこと。

・新型出生前診断は流産するリスクもない。

と言ったことを説明する。

その上で、タケヒコの意見として、ヒカルに出生前診断を受けることを勧める。

 

ヒカルの顔色が変わった。

「それって、検査を受けて赤ちゃんに何かがあったら堕ろせってこと?」

こんな本一冊渡して・・・

と、ヒカルは怒っている。

——231話ここまで。

コウノドリ 232話に続く

〇感想

タケヒコの説明不足!

タケヒコもよくわかってないだろうし。

ここは認定遺伝カウンセラーに相談すべし!


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