しらぎくの杜で撮った姉・鈴と幼い自分が写っている写真・・・

それを見ながら心は思う。

過去も現代も変わってしまった。

自分はもう一度過去に戻れるのか・・・

 


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生き残った唯一の家族、鈴。

かつて妻だったはずの、由紀。

そして・・

時空の狭間で見失った者たちを追う。

自分のマンションに帰って来た心。

もう一度、1989年に戻れたら・・・

そして事件を止めることが出来たら・・

きっと現代も今と違った世界になる。

もはや自分が育った世界に戻ることはできない。

それでも、過去に戻って事件を止めることで21人の命を救いたいと願う。


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佐野の言葉を思い出す。

(きっと意味があるんだよ。

心さんがここに来たのには意味があるんだ。)

 

ピンポーン

 

郵便配達員が来た、

ポストに入らなかったので手渡しだと言う。

渡されたのは大判の封筒。

住所とあて名は筆跡がわからないように定規を当てて書いている。

中身を見た心はショックで落としてしまう。

それは・・・

絵。

一本の樹と、一人の裸の女性。

そしてたくさんの目。

絵のタッチとしては、田中さんのノートにあった女の子二人の絵と同じ。

 

犯人は生きている。

この現代でも。

 

 

 

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