ペルソナの廊下をサクラと並んで、真田が加湿器を抱えて歩いている。

カウンセリングルームの模様替えをすると言う。

調節つまみの部分が猫のキャラクターになっている。

クライアントの山根さんは妊婦だし、風邪もまだ流行っている。

カウンセリングは13時。

真田は別れ際サクラに

「カウンセリングのマナーは時間厳守ですからね。」

とくぎを刺す。

 


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倉崎が受け持っている妊婦のお産が進んでいない。

子宮口は8㎝まで開いたが、赤ちゃんの頭が下がって来ない。

赤ちゃんの心拍が落ちてきているし、これ以上長引かせられない。

今からカイザーすることになった。

 

サクラもカイザーに入ることになったが、カウンセリングが後に控えている。

真田に連絡を入れる。

緊急カイザーが入ってカウンセリングに遅れるかもしれない。

言われたばかりなのに申し訳ないと謝る。

 

しかし真田も産科医の忙しさは知っている。

サクラが来るまではアイスブレイクしておくと伝えて電話を切った。

 

アイスブレイクとは・・・

本題に入る前の雑談。

最初相談者は固くなっていて本音を話してくれない。


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相談者との距離を縮めるアイスブレイクはとても重要。

 

13時になり、ヒカルとタケヒコがカウンセリングルームに来た。

真田は鴻鳥先生は遅れると伝えて自己紹介を始める。

認定遺伝カウンセラーの真田ケンジ。

「医師ではありませんが、

今日鴻鳥先生と一緒に山根さんのカウンセリングを担当させていただきます。」

 

まずは気温の話題から入って部屋が寒くないか聞く。

その間、ヒカルのバッグに猫のバッジがついているのを真田は見逃さなかった。

家で猫を飼っていると話すと、夫婦も猫好きで休みには猫カフェにいくと食いついてきた。

真田はポケットから飼い猫のゲノムの写真を出して二人に披露。

 

話が盛り上がったところでサクラが入って来た。

真田がゲノムの話をしていたというと、遺伝情報の事かと思ってサクラは怪訝な顔をする。

ヒカルが猫の事だと説明すると

サクラ
「あ~猫ですか。」

真田
「そーニャンです。」

ダジャレなど言いそうな雰囲気が微塵もない真田の口からでた言葉にサクラはビックリ。

でもこれにヒカルが笑ってくれた。

まずはアイスブレイク成功!!

 

 

 

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