–原作174話(隠岐の島編4話目)あらすじ

往診からの帰りの車の中。

イチロー先生が総合診療医について説明する。

総合診療医とは総合的な診療能力を有する医師。

家庭医やプライマリ・ケア医など他の名称のものある。

つまり、なんでも診る医師。


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日本には総合診療として資格を取得している医師はまだいない。

新しい専門医制度で2017年度から、総合診療専門医の研修プログラムが開始される予定。

先生地自身が取得しているのはそのベースになる家庭医療専門医、

プライマリケアとは・・・

緊急の対応から健康診断まで幅広く行う医療の事。

突出した専門知識はない代わりに、幅広い知識を持ち、様々な病気の予防や診断を行う。

必要に応じて専門医に紹介したり、在宅診療や患者の家族相談やアフターケアも行う。

国の計画としては、総合診療医を2025年までに10万人に増やそうとしている。

しかし、都会と地方では医療に関する考え方に温度差があり、難しい面もある。

ここでゴローが若手医師として率直な意見を言う。

「専門的な医療を極めないというのは中途半端な感じがする。」

言ってから「しまった。」と気付くゴローちゃん。

しかしイチロー先生は笑って許してくれる。

島の人たちにとって必要なのは、安心して自分や家族を任せられる医師である。

地域ごとに必要な医療は変わってくるという事。

しばらく走って、廃校となった小学校にやって来た。

ここは同行していたミサキの母校。

ただでさえ少子化が進む中、産科医がいない時期は極端に子供の数が減少したのだ。

理由は簡単。

島でお産が出来なかったから。

家族と離れて本土で出産するのは本当に不安なのだ。

”子どもの産めない島”そう呼ばれたこともあった。

島の看護師たちが学会でビラを配って産科医を募ったこともあった。


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しかし、来てくれても数か月で本土に帰ってしまったりして定着しない。

それで、看護師たちは自分たちで院内助産の制度を作ったのだった。

経産婦と低リスクのお産のみ(お産全体の4割)というルールを作ったのも彼女たち助産師。

1度でも失敗すれば再び、島でのお産は出来なくなってしまう。

大きなプレッシャーと共に毎日仕事をしているのだ。

イチロー先生の自宅でゴローの歓迎会を開いてくれることになった。

ゴローはイチロー先生に連れられて家にお邪魔すると・・・

中ではマキさんがエプロンをして忙しく準備をしていた。

イチロー先生とマキさんは夫婦だったのだ。

子どもも二人いるらしい。

料理も出揃って、病院スタッフも10人くらい集まった。

宴が始まると、ゴローはマキさんに話しかける。

昼間、島の事を何も知らずに知った風なことを言ったことを詫びるゴロー。

マキさんは、ゴローの言ったことは当然だと、許してくれる。

マキさんだってベテランの助産師。

お産の怖さは十分にわかっている。

4年間も事故がなかったのは奇跡に近いとも。

お産が来るたびに、これが最後になるかもと思いながら仕事をしているという。

そこにイチロー先生がきて、マキさんを口説いちゃダメだぞ~、と言ってゴローに相撲勝負を挑む。

先生は身体も大きいし、相撲が強いと聞いている。

ゴローは怖気づいてしり込み。

丁度そこに小学校4年生の子がやってきた。

背はまだ低いが、体重はゴローの1.5倍くらいありそう。

この子とゴローが相撲勝負をすることになる。

はっきよい、のこった!

ゴローは簡単に転がされてしまう。

一方ペルソナでは

サクラと小松が休憩室でカップやきそばを食べながらゴローのウワサをしていた。

ゴロー先生、今頃うまいもの食べてんだろうな~

案外当直でカップ麺だったりして。

–174話ここまで

次回 コウノドリ 175話へつづく


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