前回のあらすじ

 


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監督が阿久津に、アシトにコーチングするように命令。

阿久津の指示通り動くことで、アシトの守備が意味をなしてきた。

しかしアシトにとってはいつもと違う感覚。

アシトは戸惑っているが・・

栗林は、

「いいぞ、阿久津。

お前が教えてやるんだ。」

 

ここから133話

プレミアリーグ第7節

柏大商業高校戦8

 

栗林のそばで見ていた月島コーチが阿久津の言葉に反応。

・今日の阿久津くんは動きがとてもいい。
センターバックの鑑。

・でもそれはハイレベルな試合をたくさん経験しているからできるプレー。

・青井君が出来ないのは当然。

・そこで大事なのが、” だからどうするか ”

・守備においては、これさえやってもらえば助かるプレーというものがある。

・さっきの ” 中に追い込む ”もそう。

 

栗林が ” 中に追い込む ”プレーを解説。

・あの時、青井以外のDFラインは中で形成されていた。

・つまり、柏商がボールを運ぶ手段はサイドしかない。
そこで阿久津は青井に、サイドへのパスコースを絶たせた。

・ここではゴールに背を向けると言う、守備のセオリーは無視。
(柏商は中にしか逃げ場がないため)

・青井に中に追い込ませて、阿久津が挟み込んでインターセプト。

・阿久津が青井を上手く使ったナイスプレー

 

” 能力が足りない。

だからどうするか。”

青井君はそうやって急成長してきたと話すのは月島コーチ。

 

栗林
「阿久津だ、青井。

阿久津から学べ。」

 

エスペリオンのコーナーキック。

これは柏商がクリア。

ボールはゴールラインを割る。

 


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次の瞬間、阿久津は全速で戻る!

阿久津の素晴らしいのはこの切り替え!

アシトもついていく!

 

全速で戻るアシト。

すると他のエスペリオンの選手たちも全速で戻っている!

 

相変わらずアシトサイドを狙ってくる柏商。

アシトはドリブルで上がってくる柏商・稲良との間を詰めようとすると・・

阿久津から

「違う!」

と声がかかる。

吊りだされるな、そこで待て!!

 

お・・・おおおお

 

アシトは気づいた。

これはさっきと同じ形。

阿久津の言う通り、この一にとどまった方が相手に圧を与えている実感がある!

 

ドリブルで上がって来た稲良は躊躇する。

(試合が始まってから・・

個人を相手にしてるっていう感覚が一切ない)

まるで、攻めようとしている場所に、巨大な円柱を置かれているような・・・

こんな感覚は初めて。

 

柏商の監督も歯ぎしりする。

唯一の穴だった33番(アシト)の動きが良くなってきた。

 

しかしアシトがじっと待ってたら、阿久津に怒られる。

10番につけ。間抜け!

 

すると、アシトと一緒に動き出した山田を阿久津が制止。

すると・・・

また、あの形。

ドシっとした、安定感のある・・・

さっきも、その前も、この形。

 

L字型。

 

 

福田監督が弁禅コーチに解説。

・世界とJリーガーの決定的な差の一つに、
このL字型(またはトライアングル)の形成が徹底できているかがあげられる。

・CBおよびSBがボールにチャレンジした時に、残りの守備陣が瞬時に中に絞ることでできるトライアングル。

「守備は常に形だ。

組織的に動け、アシト。」

 

 

 

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