FA権を取得した夏之介。

残留か、移籍か。

夏之介の希望は?

ダーティー桜塚の意見は?

桜塚と夏之介が話している。

桜塚が今シーズンの夏之介を総括する。

・24試合登板、オール先発でリリーフなし。

・当初の25試合登板で500万のインセンティブというのは果たせず、今シーズンの夏之介の年俸は9500万。

・しかしシーズンを通してほぼ先発ローテーションに入っていた。この意味は大きい。

・内訳は9勝8敗、防御率4.11。

この数字は他の選手と比べて突出しているわけではない。果たしてFAで買い手がつくか?


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夏之介は3人の子持ちになった話をする。

後5~6年と思われる現役生活をどう乗り切るかで子供たちの人生も変わってくる。

 

果たして夏之介はFAした方がいいのか?

本人も迷っている。

内容的に言って、来年もモップスは契約してくれるだろう。

桜塚の予想では1億2000万円。
他のチームなら1億1千万円。
FAがからめばもう少しは上がるだろうが・・

夏之介はモップスに居続けた方が得をするのではないかと言い出す。

桜塚はそうは思っていない様子。

その理由。

・モップスは今シーズンは1位と離されての2位。

・途中離脱の新堂が10勝、リューチェルが8勝、そして夏之介が9勝。
あとの投手は6勝以下。

・来年、モップスが先発投手獲得に動くことは確実。

・先発候補が何人も入ってきたら、夏之介がローテに入ることは難しい。

・理由は防御率。これに関してはリリーフ時代の方が良かった(2点台)。

・すると凡田はリリーフで、とい言う流れに当然なる。

・FAなら他球団は先発でオファーしてくるだろう。

 

先発にこだわりたい夏之介は考える。

もう、リリーフではモチベーションが上がらないのだ。


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桜塚も、夏之介はこれから先発で行ったほうが稼げると考えている。
シーズン最後の方の試合を見ていてそう思ったという。

桜塚が、夏之介は先発で行ったほうが稼げると言った理由はもう一つある。

それは通算勝ち数。

今夏之介は通算37勝。

あと13勝すれば”プロ通算50勝しました”と言える人になる。

名刺にも書ける。

これで引退後に大きな違いが出るという。

モップスにいたら、今後先発の機会はなくなる。

迷いに迷う夏之介。

答えはポストシーズンが終わるまで待って、ということで話し合いは終了。

クライマックスシリーズ。

ファーストステージ(対川崎ブルーコメッツ・3位)が始まる。

夏之介の出番は、セカンドステージ第1戦での先発の予定。

ファーストステージ第1戦はリューチェル先発で落としてしまう。

崖っぷちに立ってしまったモップス。

そして第2戦も苦戦している。

8回を終わって3対3。

現在9回表川崎の攻撃。

ワンナウト、ランナー2塁。

ヒットで勝ち越されてしまう。

バッターボックスには左の4番。

モップス大ピンチ。

ここで段コーチが、高橋監督に

凡田を行かせましょう。

と提言。

凡田はセカンドステージ第1戦で先発予定。

考える監督・・・

負けたら後はない。

監督はブルペンの粕谷コーチに電話する。

リリーフ凡田。

粕谷コーチも同意する。

夏之介にリリーフを告げる。

しかし夏之介は自分のモチベーションが上がっていないことを感じていた・・

——134話ここまで。

グラゼニ 東京ドーム編 135話に続く

〇感想

モチベーションが上がっていない?

いや、マウンドに立てば上がると思いますけど。

負けたら後はないチームのピンチ。

大観衆の中でのマウンドでモチベーションが上がらないわけがない!

と思います・・


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