兄の命の危機を知らされた景虎はすぐに出立。

捨丸と弥太郎を供に連れて雪深い道を急ぐ。

 


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病の床の晴景。

今日も両親が花見に誘う夢を見ている。

父の長尾為景がはようこっちに来いと手招きをする。

そこに子供の頃の景虎が登場。

いっしょに弓の稽古をしよう言って引き止める。

 

「兄上!!兄上!!」

景虎の声で目が覚めた。

やつれた兄の顔を心配そうな表情で見つめる景虎。

 

景虎は力強く兄を励ます。

「もう大丈夫ですぞ、兄上!!

虎が参りました!

さぁ、しっかりしてくだされ!!」

 

晴景は、花見の邪魔をされたといって笑っている。

虎に、こっちに引き戻された。

 

晴景の体を起こして、熱さましの薬を飲ませる景虎。


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「熱が下がったら甘粥を飲んで力をつけて下され。」

 

 

場所を変え、景虎が正助に何があったか聞く。

正助は仔細を話す。

・二日前、景虎様たちがおかえりになられた後、晴景様が急にいなくなった。

・そして夕方、雪が降り出してからずぶ濡れで戻られた。

・持っていた花切鋏になぜか血が付いていた。

・ご自身がケガをされたのではなさそう。

・ただ、手首に何かで巻かれたような痣があった。

 

 

医師に薬草を処方してもらった。

あとは滋養のあるものを食べさせたい。

弥太郎は山で鳥を獲ってくるといい、

捨丸は市へ行って魚やカニを手に入れてくると言う。

 

晴景が捨丸に指示を出す。

・市に行くついでに林泉寺による

・宗謙をこっちに寄こす

・そしたら弥太郎と捨丸は城に戻る。

 

 

 

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