前回のあらすじ

 


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後半30分、栗林投入。

個人の能力が段違い。

それまでの流れが関係なくなってしまった。

驚くアシト。

ただ驚くだけで終わってしまうのか?

 

ここから135話

 

アシトは、わからなかった。

栗林のプレーが・・・

何がどうなって、どういう理屈で、あんなことが。

 

呆然としているアシトを見ている福田監督。

ダメか?

ただ驚いただけで終わるか?アシト。

 

もはやあきらめムードが漂っている柏商。

10番が皆を鼓舞する。

90分間は、フィールドでは考えることを決してあきらめるな!!

人間として強くあれ!!

これは杉浦監督の教え。

 

10番が皆に指示を出す。

自分は栗林のマーク。

他の選手にはそれぞれの注意点。

 

アシトも柏商10番に触発されて考え始める。

自分が未熟だとしても、それでも考えるんや。

だからどうするか。

考えろ、考えろ、考えろ。

 

エスペリオン2点リードのままアディショナルタイムは5分!

皆のサッカーを観察して、自分にできることを探るアシト。

 

阿久津はそんなアシトに怒鳴る。

ふらふらしてんな。

テメエごときじゃどうせ栗林のサポートはできねえ。

俺の指示通り動いて試合しめりゃいいんだ、ボケ!!

 

悔しがるアシト。

 

ゲームは栗林中心に動く。

ボールを持っているのは桐木。


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栗林とアイコンタクト。

栗林が全速で上がる!

と同時に桐木が前方のマツにパス!

そしてマツは遊馬にパス!

 

栗林「・・・」

 

アシトは今の栗林の動きの意味は分かった。

マークの外し方がうまかった。

マークが一瞬ボールウォッチャーになり、その隙に振り切った!

 

遊馬は相手DFにクリアされた。

しかしこぼれ球は栗林のところへ。

栗林は楽々とマークについてる相手10番を振り切る。

 

この動き。

アシトがわからないのは。

まるで栗林のところだけ重力がないよう。

柏商はボールどころか、栗林にも触れられない。

 

栗林は遊馬にパス。

遊馬の理解は、すぐにワンタッチリターン。

しかしそこは相手DFに読まれていた!

カットされてしまう。

 

がっかりした表情の栗林。

その表情を見たアシト
(あれ・・?)

 

エスペリオンは選手交代。

時間を使いに来た。

 

栗林はさえない表情。

(うーん・・

ちょっとズレてんだよなぁ。)

※栗林が動くと相手のDFがみんなついてくるから、遊馬にはリターンするんじゃなくてそのまま空いたスペースに運んでほしかった。

栗林は自分に言い聞かせる。

(仕方ない・・)

 

アシトは栗林に声をかける。

「栗林さん。

すんません。

ひょっとして我慢してないっすか?」

 

栗林は驚いた表情でアシトを見る。

 

 

 

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