薄野先輩に送ってもらって陽菜が仕事から帰っていると・・

「あの・・すみません・・」

と言って、女性が話しかけてきた。

 


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この女性の名前は茅野久美。

陽菜に向かって

「あなたが今お付き合いしている、種部健悟の元婚約者です。」

 

陽菜は、付き合ってはいないと強く否定する。

ホテルのラウンジで話をすることに。

 

茅野さんは、陽菜の事は昔の同僚から聞いたらしい。

早速本題に入る。

茅野
「率直に言うと、

早く逃げてください

ということです。」

経験者としてのアドバイス。

種部とのいきさつを話し出す。

・自分は2年前まで種部と付き合っていた。

・婚約まで行ったのだが・・

・付き合っていた時は優しかったのに、婚約してから急に態度が変わった。

・自分が付き合う友人の事にまで口を出し、

・トロイだ、服がダサイだ、無能だと日々罵詈雑言。

・なんとか婚約を解消したものの、その後は嫌がらせが続いた。

・頼んでもいないのに宅配ピザが20枚も届いたり、
同僚に自分のコラ画像を送り付けたり・・・
とにかくありとあらゆる嫌がらせ。


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・やがて精神的に追い詰められて会社も辞めた。

・それでも嫌がらせは止まなかった。

・病院に通うようになり、両親も苦しんだ。

 

そしてある日ついに・・

茅野さんは種部に直接

「どうしてこんな酷いことをするの?

いつまで続けるの?」

と訴えた。

すると種部は汚い物でも見るような目で何も言わずに立ち去った。

嫌がらせは遠隔だったので、やせ衰えてボロボロになった茅野さんを見て執着心がなくなったのだ。

 

薄野が、なぜ警察に相談しなかったのかと聞くと・・

当時はまだストーカー規制法の改正がされておらず、証拠が揃わないと言われて扱ってもらえなかったという。

 

茅野
「どうか私のようになる前に、

早く警察へに行ってください!」

もう誰にもこんな思いは・・・

 

 

何日かったって・・

職場の陽菜。

薄野先輩が心配して、警察に行ったか確認すると、

まだ行っていないと答える陽菜。

それでホテル側に迷惑をかけることを恐れているのだ。

 

 

 

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