孔雀啄に後ろから刺されて、あの世へ旅立つ夜叉至。

 


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その夜叉に平和だったころの家族が見えた。

宿命通をもってしても見ることが出来なかった光景。

ようやく逝ける・・皆のもとへ・・・

 

これは 現が夜叉に見せてやった幻覚。

現の気遣いだった。

 

孔雀
「幻術か・・・

忍も随分と甘くなったものだ。

表裏比興の女にも情けをかけるとは。

桜花の秘密を知ろうとした不届きものめ。」

 

現は孔雀が許せない。

仲間を平気で手にかけた。

 

しかしわかっていないのは現だけ。

今回の一は件すべて才蔵が仕組んだことだったのだ。

そう、才蔵が孔雀を利用してころさせた。


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己てのを汚さず。

 

まだわからない現のために才蔵が説明する。

・まず才蔵は百目を使い、鳳輦車内観察。

・夜叉の宿命通を破る外からの一手を探るため。

・そこで目を付けたのが真上で戦ってる滑婆らの戦場。

・鳳輦車が5階の層に分かれていることは天海から聞いて知っていた。

・孔雀と夜叉の間が隣り合っていたのは幸運だった。

・成尋を崇める孔雀は、成尋に恨みを持つ夜叉の動向を気にすると踏んだ。

・あとは、桜花の名で夜叉を揺さぶれば、夜叉は成尋衆から離反しうる火種となる。

・その後は刻を待つのみ。
滑婆相手では孔雀の興が乗らないのはわかっていた。

・機を与えれば必ずこちらに矛を向けるのは必定。

 

 

 

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