長かった1週間の戦いが終わった。

今回はトリックの種明かし。

 


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台所にいる歌仙のもとに鳥栖からメールが来た。

”ありがとう

全て終わりました。”

 

 

抑え込まれている恭一。

何が起こったのかわからない。

 

 

帰路に就いている鳥栖。

歩きながら眠りそうになる。

一週間分の疲れが一気に出た。

昨日もほぼ徹夜。

現在地から近い零花のマンションで休むことにする。

 

ここで鳥栖は恭一の部屋に侵入を試みて

失敗した時のことを思い出す。

 

屋上に行った時、

緊急避難はしごがあるのが見えた。

これを侵入ルートに使うことにした。

 

零花のマンションに戻るタクシーの中で作戦を立てて

それを書き込んだ歌仙のスマホを事前の約束通り駐車場の溝に隠した。

侵入を実行したのは歌仙。

彼女がたった一人でこの大仕事をやってのけた。

 


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午前2時半(鳥栖と恭一の最後の晩餐の約2時間後)

歌仙は恭一のマンションの屋上に出る小窓から屋上に出た。

持って来た道具は

・救難ロープはしご

・金型フック(大型)×2

 

まず、歌仙は屋上から下を覗いて部屋の電気が消えていることを確認。

恭一の部屋は905号室。

避難ハッチは1006号室のベランダに繋がっている。

道順としては

屋上避難ハッチ

1006号室のベランダ

↓避難ハッチ

906号室のベランダ

↓一つ横に移動して

905号室(恭一の部屋)のベランダ

の予定。

3部屋とも明かりはついていない。

 

避難ハッチを開けて降りる準備。

ただし、避難はしごは使わない。

なぜなら金属製の折りたたみ構造だとはしごを降ろす時に大きな音がするから。

だから救難ロープはしごを持って来た。

金型を引っ掛けて、ロープはしごで降りる。

高層階なので風が強く、揺れる揺れる。

なんとか1006号室のベランダに着地。

 

 

 

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