—-

 

向井監督は、菊水コーチの思惑を知りながら、

あえてそれに乗った。

やはり、給料の高いものには、それなりの責任というものがある。

 

—-

 


スポンサーリンク


 

ベンチのみんなが震えている。

なにしろ気温は現在6度。

 

マウンド上の夏之介。

明日のほうがよかったなどと考えている。

明日の予報は15度。

印西投手は仙台に12年もいるからこういうシチュエーションにも慣れているだろうし・・・

 

なんてことを考えていても仕方がない。

とりあえず、パリーグの第一球を投げる!

ぶっつけ本番!

 

カン

 

打たれた!

フェンス直撃のツーベースヒット!!

 

パープルシャドウズのバッターのことは徹底的に頭に叩き込んできた夏之介だが・・・

打たれる打たれる!

打たれまくる!!

 

4回で6失点!!


スポンサーリンク


夏之介、寒さのせいにする。

北海道の皆さんは寒さに強いから・・

しかしパープルシャドウズのベンチを見ると、みんな寒がっている。

 

反省する夏之介。

寒さのせいにしちゃいけない。

 

ベンチに戻った夏之介。

対戦を振り返る。

やっぱりパリーグの人は何か違う。

 

まず、打ち取ったと思った当たりが抜ける。

ここは天然芝だから打球は人工芝に比べて遅いはず。

 

それに・・

外野にとんだフライが自分の感覚より伸びる。

つまり、外野フライが外野オーバーになる。

 

あと、空振りの感覚。

よし、空振りだと思った瞬間、なぜかバットに当たり、内野ゴロになる。

どことなく、イメージのずれがある。

太いバットを使われている感覚というか・・・

それをぶんぶん振り回すから風圧に押されてボールが余計に飛ぶような・・・

 

 

 

次ページへ
 
 


スポンサーリンク