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地元開幕戦。

現在5回表。

1点リード。

ランナーなし。

凡田は6失点ながらもあと一人押さえれば勝ち投手の権利を得る。

 

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ここでベンチが動いた。

徳永コーチがブルペンの菊水コーチに内線。

右の塚越はできてるんだろ?

 

菊水コーチはここで代えることは反対する。

5回を投げ切らせるべき。

 

徳永コーチは打ち合わせ通りにしてくれと言うが

菊水コーチはあくまで反対する。

ここで交代する理由がないと言うのがその理由。

現在ツーアウトでランナーなし。

次の打者はホームランの可能性が低いので

1人出てからでも遅くはない。

 

それでも頑なに夏之介を代えようとする徳永コーチ。

菊水コーチはそんな徳永コーチに言う。

懲罰的に代えようとしているのがわかる。

4回までに6点も取られておいて勝ち投手の権利もないだろうということで。

それは確かにそう。

でも勝ち星がついたら凡田には勇気になる。


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親心でやってんじゃないというあなたの態度はパフォーマンスに見える。

「親心、いいじゃないですか。

そんなに冷酷ぶる必要はない。」

 

この事態を見て監督は自分が采配しなくてはと思う。

徳永は明らかに山梨ラインと言われている陰口を気にしている。

さて・・・どうするか。

マウンド上の凡田が寒そうにしている。

早く決断しなくては。

 

監督は徳永に告げる。

菊水の意見を採用する!

凡田はあと一人行かせる。

 

交代を覚悟していた夏之介。

寒い中待たされた上に続投と決まって・・・

 

冷えて身体が動くかどうか不安な夏之介。

風は追い風(ピッチャーにとって)。

投げた!

 

カン

 

センター方向にフライ。

良い当たりだがどうか。

 

夏之介はホームランを覚悟したが・・・

上空で向かい風が吹いた!

ボールの勢いが弱まる。

センター、フェンス際でキャッチ!

 

センターフライ

スリーアウトチェンジ!!

 

 

 

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