前回のあらすじ

 

弦平戦は敗退してしまった二ツ坂。

予選リーグ敗退が確定!?

 


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旭は責任を感じてずっと泣いている。

しかし夏之が興奮して走って来た。

「東島さん!」

 

 

ここから306話

 

 

気になる夏之のセリフの続きはちょっと後。

冒頭は弦平高校の薙刀部のエピソードから。

 

金比羅宮の側にある弦平高校の薙刀部は、80年の歴史がある。

長い階段があることで有名だが・・・

 

俵と同級の中村(団体戦大将)が階段トレーニングをしている。

中村は、こんぴらさんの階段の数を俵に聞く。

俵は当然のことのように785段と答える。

しかし実際は786段。

 

786だとなやむで、縁起が悪いから785ということにしているとのことだが・・

なんか、いらない気遣いだという中村。

てっぺんに行くのに、なやみを抱えて行くのは当たり前。

 


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弦平は長い間、全国大会で優勝できていない。

 

俵はすごく悩んでいた。

次期部長をやれと言われているのだ。

嫌なわけではないが、

分不相応な気がする。

弦平の名前を背負うのは、正直思たい。

 

「自信持ち!」

と中村は俵の背中をたたく。

俵は一番稽古頑張っているし、

才能もある。

だから誰より強い。

うそでも大丈夫って顔していたら

みんなついていく。

中身はあとで何とでもなる。

背も高いし、強そうに見えるし。

「弦平らしく、な。

アンタならやれる!」

 

俵も、なんかやれる気がしてきた。

 

しかし一方で拭い去れない不安もある。

戸井田奈歩の存在だ。

中学で薙刀を始めた戸井田はすでにてっぺんにいた。

最初から雲の上の人。

それでも俵は1段ずつ、登って行った。

登っても登ってもたどり着けない、

こんぴらさんのようなヤツやなあと思いながら。

 
 

 

 

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