福田監督はサブ組を集めて話す。

「お前らサブが強くなくてはいずれレギュラーが弱くなる。

お前ら全員にかかっている。

食らいついて来い!」

 


スポンサーリンク


 

監督は続ける。

もうちょっと人を頼れ。

自分で解決しようとせずに

信頼できる意見を求めて人に訊け。

サッカーは訊いて修正の繰り返し。

 

サブ組の選手たちは、悔しさに歯を食いしばる。

 

 

早速サブの選手たちは弁禅コーチや月島コーチに訊きに行っている。

アシトと大友と黒田は3人で話す。

大友は、今まで戦力になっていない自覚からくる遠慮で助言を求めにくかったという。

しかし監督に勇気をもらえた。

これからは堂々と訊きに行く!

 

黒田は

「情けない!」

と言う。

福田監督にあんな言葉を言わせてしまった。

なりふり構わずやってこなかった自分が情けない!

アシトは自分より前を行っている。

それは確か。


スポンサーリンク


大事なのはだからどうするか。

 

大友と黒田は望コーチに訊きに行くという。

自分の良しあしをわかって厳しく言ってくれるから。

 

アシトは違う考えがある様子。

 

 

アシトはベッドで横になって杏里がくれたメモを見返す。

よく視てくれているのがわかる。

内容が的を射ている。

改善する方法も理論的に書いてあるけど

アシトには難解。

 

首振りや止めて蹴るは反復練習で身につけられたが

守備練習は一人ではどうにもできない。

望コーチに訊くという手もあるが

Aでやれると信じて送り出してくれた人。

上がって1か月もしないのに頼るのは甘えのような気がする。

 

高杉さんは前線の選手だし、訊くとすればやっぱり・・

阿久津?

 

アシトの背筋がうすら寒くなる。

さすがにちょっと・・・

と思っているところに富樫が声をかけてきた。

「サッカーを教えてくれ。」

 

 

 

次ページへ
 
 


スポンサーリンク