鬼丸にとっての幸いは・・・

二日目に刃皇と当たれたこと。

 


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刃皇は、

相撲を愛し、相撲に愛された者の使命として

鬼丸を導いてやるつもり。

 

 

鬼丸の回想。

二年前、鬼丸は初めて刃皇と土俵で向かい合った。

その時の鬼丸は気合が空回りしてつっかけてばかりで立ち合いの呼吸が合わない。

結局受ける気が失せた刃皇が立ち合い変化して鬼丸は何もできずに負けてしまった。

 

 

今回はしくじる訳にはいかない・・・

それが現在土俵上で刃皇と向かい合っている鬼丸の気持ち。

今回を逃せば、二度と機会は訪れない。

 

鬼丸
(駿海さんに・・・

観衆に・・・

横綱刃皇関に刻むんじゃ・・・

ワシがここに居たという事を・・・)


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自分が刃皇を止めると、こぶしを握る。

 

時間一杯。

 

レイナは、隣で観戦している由美に話しかける。

絶対に負けられないのは、高校の時も同じだった。

でもあの頃の火ノ丸は、少なくとも自分の力を信じていた。

 

刃皇関の引退宣言、駿海さんの事・・・

怪我、自身の力士寿命の短さ・・

全てが火ノ丸の焦燥を駆り立てる・・・

 

刃皇関は鬼丸を救ってくれると言ってくれた。

レイナは火ノ丸と刃皇関のどちらを応援するべきかわからなくなっていた。

 

行司
「時間です。手をついて!」

 

鬼丸にとって何より怖いのは何も残せないこと。

燃やし尽せ・・

心を・・

灰になるまで・・・

 

はっきよい!!

 

 

 

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