麻取が自分の腹を刺した!!

 


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鳥栖は一瞬その意図が分からない。

(命を捨ててまで僕を破滅させたい・・・!?)

いや・・

それだけじゃない・・

絶望。

延人がいない今、麻取にはもう、何もない。

 

鳥栖は次にとるべき行動を考える。

窪は気づく。

そしたら自分の家族も破滅。

 

鳥栖だって、家族を失ったら生き続ける意味はない!

(割り切れ!

この男は自分で刺した!

僕は・・・家族のことだけ考えるんだ!)

家族を守る為の最善の手段を・・・!!

 

ピンポーン

 

麻取
「ああ・・・

僕のドライバーだ。

窪君に連絡を・・・」

麻取は腹に包丁を刺したまま座り込む。

 

玄関の外には警官が二人。

「警察でーす。

開けてくださーい。」

 

鳥栖(えっ!?どうして!?)

麻取(警察・・・!?)

 

警官
「もしもーし。

中にいらっしゃいますよねー?

ちょっとお聞きしたいことがあるんで、開けてもらえませんかー?」

 

何故警察が来たのかは分からないが、鳥栖は考える。


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今この状況を見られたら、おそらく現行犯。

自首するつもりだったが、家族を助けなくてはならない。

今はまだ捕まる訳にはいかない。

 

警察は玄関の外から呼びかける。

「音がしているのは聴こえているんですよ。」

 

鳥栖は後ろから麻取の体を抱え込み口をふさぐ。

そして、麻取はの腹から包丁を抜いて鳥栖の足に刺した!!

(ぐっ・・・!?)

鳥栖は声を出さないようにこらえる。

 

更に麻取は包丁を振り上げたので、鳥栖はその手を抑える。

 

外の警官は二人で相談する。

どうする?

警察と聞いて捕まると思っちゃってんのかな。

 

警察は、捕まえに来たわけではないことを説明する。

騒音がうるさいと苦情が来たから幾つか質問をするだけ。

 

やっと状況がつかめた鳥栖。

麻取は何かを閃いた。

外の警官に向かって

「窪くぅん

やっぱり窪くんなんだねぇ?

窪くぅんコイツを。」

 

警官はドアをドンドン叩く。

なんですかー

なにかいいましたよねー

 

 

 

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