シリーズ養子縁組第6話

 

 

小松が、お腹の赤ちゃんのことをどう思っているかリカに聞くと・・

「特に何も。

早く終わらないかなって感じですかね。

お母さんもその方がいいだろうし。」

 


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あくまでも母親の方針に従った結論を出そうとするリカ。

 

小松はリカ自身の考えを聞こうとする。

中学生だからお母さんの意見を大切にしようとするのはわかる。

でも、うちら助産師は、妊婦さんが赤ちゃんを産めるようにサポートさせてもらうのが仕事。

「だから私はリカさんの気持ちを知りたいし、それを一番大切にしたいんだ。」

たとえ中学生でも、お腹の赤ちゃんを産んであげられるのはリカさんだけだから・・

 

 

ナース室でゴロー、小松、向井さん、サクラで話している。

話題は、リカが本音を言おうとしないこと。

彼女の場合は、両親が離婚して、母親に気を使っている。

ちょっとずつでも気持ちを話してくれればいいけど。

子宮の方も完全に大人ではないので、早産や低出生体重のリスクもある。

まだまだ慎重に見て行かないといけない。

 

 

坂上さん夫婦が食事をしながらエレーネホーム乳児院のことを話している。

子供たちがかわいかった。

 

夫が、里親登録して本気で特別養子縁組を考えてみようと話す。

もちろん、乳児院の子たちがかわいかったっていうだけの理由じゃない。

大変な事は色々あると思う。

まず、お互いの両親や身内にも話さなきゃいけないし、

何より迎えた子たちを幸せに育てて、自分たちも幸せじゃなきゃいけない。

「でも、オレとナホなら出来ると思うんだ。」

 


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民間団体の方も考えてみようという夫。

しかしナホはすでにベビィホープという民間団体を調べていた・・・

 

 

一方、小嶋リカの母親は・・・

ベビィホープに電話していた。

娘が妊娠をしてすでに中絶ができない状況・・・

 

 

翌日、ペルソナの向井さんの所にリカママがベビィホープの安江さんをつれてやって来た。

実は向井さんと安江さんは知り合いだった。

驚くリカママ。

 

リカママは廊下で待機して、安江さんと向井さんは二人で話す。

安江さんが向井さんに状況を説明。

電話してきて、娘の産む子の養親を探してほしいと言われた。

すでにペルソナで健診を受けていると聞いたので、向井さんに事情を聞きに来た。

 

リカママから向井さんには連絡はなかった模様。

今度は向井さんが安江さんに状況説明。

初診に来た時はすでに24週で中絶は出来なかった。

母親の方は当初から特別養子縁組を強く希望していた。

本人の方はほとんど何も話さず、お母さんに従っている状態。

中学生という社会的リスクもあるので、本人ともう少し話をしてから児童相談所にするか民間団体で進めるかを考えようと思ていた。

 

安江さんが来たのでほっとしているという向井さん。

民間団体ならベビィホープにお願いしようと思っていた。

 

安江
「確かに思春期は精神的にも不安定ですし、産後のフォローが必要ですね。」

しかし分娩が終われば手を離れてしまうのが現実。

 

その後、向井さんが小嶋家の状況とリカが妊娠に至るまでのいきさつを話す。

そして、今後は連絡を密に取り合いながら慎重に進めて行く事を話し合って安江さんとリカママは帰って行った。

 

 

 

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