阿吽坊の頭が二つに!

そして響の頭部を阿吽坊は盾に取った!!

 


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阿吽坊が話す。

八郎が愛する者の為に全てを犠牲にするのは間違い。

ならば、その愛する者が敵の手に渡った場合はどうする?

阿吽坊の頭が一つに戻る。
 

八郎は怒る!

響きに触れるなァァァ!!!

 

怒りに任せて阿吽坊に向かって突っ込んでいく八郎。

当然阿吽坊の錫杖の間合いに入ってしまう!

響の頭部を奪い返すこともできずに錫杖で突きを食らい続ける八郎。

 

阿吽坊
「剣才は比類なし。

だが響殿を利用すれば平常心を失い馬脚を露す。

やはり其方は六年前から何も成長しておらぬ。

忍びの頭目としての覚悟もなく

ひたすらに我執に捕らわれている、幼子の如き精神!!

成尋が狙うはまさにその弱さだ。」

 

八郎
「何だと!?」

 


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阿吽坊は喩えを用いてわかりやすく説明する。

例えば・・・

響の命を救いたければ、仲間を全てころせ

そう言われたならば?

 

真に覚悟を持つものなら、忍びの頭目として選ぶべき道を間違わない。

しかしながら八郎は、情にほだされて事態を悪化させたあげく、

その尻ぬぐいに仲間の命を利用した痴れ者。

 

六年前、成尋に敗れて手に負えぬとわかると逃げ出し、

1人の力では敵わないとわかると、厚顔にも里に戻って力を貸せといった。

誇り、未来、恨み、愛・・・

里に残った忍の理由は様々だが、八郎は大義も持たずに彼らの覚悟をいたずらに散らした。

 

何も言い返せない八郎。

 

阿吽坊は続ける。

あの日自ら命を絶ち、桜花を葬ればこれ以上の無益な血は流さずに済むと気づいていたはず。

「未だその決心がつかぬと申されるならば・・

今阿吽坊が終わりにしてくれよう。」

 

 

 

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