柴木山親方は、車を運転しながら火ノ丸の事を考えていた。

 
 


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三日目を終えて一勝二敗。

早くも崩れ出したか・・

体への負担が大きい今の戦い方を止めてやれなかったのは指導者として失格。

例え、駿海さんのこともあり、今場所どうしても勝ちたいという火ノ丸の気持ちを考えての事だとしても・・

それに応える別の方法を提示することができなかった。

 

柴木山親方は火ノ丸を休場させるつもり。

九月場所残り12日全部・・・

これ以上悪い事になる前に!

 

火ノ丸の部屋に着いた柴木山親方。

入り口扉が壊れているのを見て、

「やはり荒れているか・・・

素直には聞き入れないだろうが・・・」

それでも力づくでも休ませる。

 

ドアはレイナが蹴っ飛ばしたのだけど・・

 

玄関のチャイムが鳴り、誰か来た。

柴木山親方
「ん?

!! 君たちは・・・」

 

 

一方、ホテルの火ノ丸とレイナ。

レイナがシャワーを浴びている間、火ノ丸は一人悶々としていた。

さすがのワシでもわかる・・・

ここはいわゆる・・・

連れ込み宿。

恋人たちが愛を交わす場所。

確かにワシらは付き合っておるのじゃが・・

何故、この場所中のこの最悪のタイミングで!?

 

レイナはバスローブをきて浴室から出てきた。

レイナの艶っぽい姿に火ノ丸の目はくぎ付け!

(バスローブの下は・・・

まさか・・

何も・・・)

 

レイナ(21)は冷蔵庫からビールを取り出すと豪快に飲む。


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酒の勢いでも借りないとやってられないらしい。

 

レイナ、目がすわって来た。

「さあて・・首投げじゃあ~。」

 

全然覚悟が出来ていない火ノ丸はオロオロするばかり。

まずは落ち着いて話そうと、レイナを説得する。

 

しかし、先に話し合いを拒んだのは火ノ丸の方。

レイナ
「あんたが・・・・

いつまで経っても私の事みてくれないから・・

もう・・こうするしか・・」

 

レイナはバスローブをとった!!

 

目を背ける火ノ丸。

余計に見れん!

 

レイナは桐仁に聞いて作戦を立ててきたのだった。

火ノ丸はムッツリスケベだからちょっと強引にいけば楽勝だって。

 

レイナは火ノ丸に迫る!!

 

自分だけ裸なのは不公平だからといって、火ノ丸も脱がそうとする。

火ノ丸はたまらずレイナにシーツをかぶせて動きを封じる。

 

暴れるレイナ。

「何!?何なの!?

そんなに私に魅力がないっての!?」

ミスダチ高たぞ!!

 

火ノ丸はひっしに説得する。

わしを元気づけようとしとるのかもしれんが・・

こう言う事はもっと大事にせんといかん!

自分を粗末に扱ってはいかんぞ!!

 

レイナは、

あんたにだけは言われたくないと返す。

「あんただって相撲で自分を傷つけてる!

なら、私だって好きなもののために体張って何が悪い!!」

 

言ってて恥ずかしくなったレイナ。

火ノ丸のことをポカポカとたたくが、やがて泣き出す。

自分がバカみたい。

自分ばっかり好きで・・なのにあんたは・・・

 

 

 

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