子宮頸がん編1話はこちら

 
–原作140話(子宮頸がん編10話目・親になるということ)あらすじ

テッちゃんが帰ったあと、ケイコママとサクラが話している。

幸子さんとのこともあり、テッちゃんと奥さんの苦しさを案ずるケイコママ。

サクラは、1年前に検査を受けていれば、結果はもっと違っていたかもしれない、という。

欧米では20歳から69歳までの子宮頸がんの検診率は80%近い。


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しかし日本はやっと40%。

20代の検診率は20%くらい。

低い・・・

ぶーやんでは小松と白川、さおりちゃんとゴローで子宮頸がん検診について話している。

検診率が上がればマイさんのような人は減るのだが・・

男性医師に診てもらうことに抵抗がある女性も多いという。

子宮頸がんのワクチンの13歳初回接種率はほぼ0%。

すべてを予防できるわけではないが、ワクチンのある唯一のがんなのだが・・

一時期は13歳の初回接種率が70%近い都道府県もあったのだが・・

副作用の問題で、ワクチンの推奨が取りやめになった影響が大きい。

さおりちゃんの妹は推奨が取りやめになる前に受けたらしいが、母親はやはり副作用の心配をしていたという。

しかし、慢性的な痛みや運動障害などがワクチンの副作用だという根拠は得られていない。

それでも、原因わかっていない以上、気にしないわけにはいかない。

推奨を中止したままの国は先進国では日本だけ。

サクラも接種の推奨を再開するべきだと思っているという。

・毎年約1万人が子宮頸がんになって、そのうち約3000人が亡くなっている。

・3000人のうち、2000人はがんにならずに済んだと予想されている。

・ワクチン接種で6~7割近くは命が助かるかもしれない・・・

ケイコママは、それでも子供にワクチンを受けさせることは心配だという。

接種を受けさせて、それがたとえワクチンが原因かどうかわからなくても、ワクチンの副作用だと思う、という。

それに
ワクチンを受けさせた自分を責めるだろうとも。


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でも仮に受けさせなかったとして、

その子が後に子宮頸がんになってしまったら、受けさせておけばよかったと後悔するだろう。

「それが親なんだよ、サクラ。」

というケイコママ。

サクラは

原因が何であろうと、苦しんでいる女性や家族がいることは確か。

今後は原因究明をさらに進めて、問題が起きた時のシステムやデータ管理も改善されて、良い方向に向かってくれたらうれしい、という。

市川さん夫妻。

仕事からテッちゃんが戻ってきた。

マイさんはリビングでお笑いのDVDを見ている。

すこしでも気が晴れれば・・ということのようだが、

やっぱり笑えないという。

テッちゃんは意を決して、28週で帝王切開をしよう、と言い出す。

驚くマイさん。

マイさんはどうしても赤ちゃんを優先に考えてしまう。

しかしテッちゃんはマイさんの体が心配なのだ。

マイさんは

「テッちゃんは当事者じゃないからね。」

という。

妊娠しているわけでもなければ、がんでもない。

だからそんな風に言える・・

その言葉を聞いてテッちゃんはショックを受ける。

「だったら俺は・・・
とっくに子供はあきらめて手術しろって言ってるよ。」

と険しい顔で言う。

そして

おれは子供がいなくても離婚する気はないから、

とも。

たしかに妊娠もしていないし、がんでもない。

じゃあなんで・・・

「なんで俺はこんなに悩んでんだよ!

マイと二人でこれから10年20年・・

その子を育てたいからだろ!

なのに俺はお前にとって当事者じゃないのかよ?」

テッちゃんの声はマイさんの心に届いた模様。

テッちゃんは続ける

「マイがおなかの子を第一に考えることはわかる。

でもその子を俺たち夫婦で守り続けることが最優先なら、

俺は28週で出産と手術をしてほしい。」

マイさんも28週に同意した様子。

–140話ここまで

コウノドリ 141話へ続く

○感想

子宮頸がんワクチンの問題は難しいんですね。

単に統計的な確率から言えば受けるべきなのでしょうけど、親や本人の心理となると、問題は複雑になるんですね。

ただ、検診は受けた方がよいのでしょう。


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