前回のあらすじ

 

代行は桜木の中等部新設に反対する。

反対の理由として適当なきれいごとの教育論を披露する代行。

それに感銘を受けてしまう高原教頭・・・

桜木は代行の話がその場限りのデタラメであることを見抜いていた。

同時に代行は何かを企んでいると感じる。

 


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中等部を新設して龍山の魅力をアップするべきだと話す桜木。

資金面の問題も、学校の敷地の資産価値が高いので銀行から借り入れることができる。

日本の教育はいつの時代も同じ!

学校評価は合格者数!

東大に合格者を何名出し方だと言い切る桜木。

 

受験一辺倒の教育でいいはずがないと言う代行に桜木は

 

日本の社会は全て大学受験を基準に構築されている。

この現実を無視して日本の教育を語る奴は大バカ者だ!

と言ってやった!

 

顔を真っ赤にして怒る代行!

 

 

ここから26話

 

 

大バカ者呼ばわりされて怒る代行。

私を侮辱する気?

 

桜木は代行を指さして

呆れかえっただけだ!

あんた学園経営者のくせに何もわかってない!

という。

 

桜木は

なぜ日本の学校教育は受験を基準に形成されているのか

を説明する。

 


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それは、日本の社会システムは全て学校の延長線上にあるから。

日本の若者は中学、高校、大学を出て就職し、社会人になる。

その際、企業は生徒、学生の大量一括採用を行う。

この新規一括採用を円滑に進めるためには、生徒、学生を同じ条件で揃えなくてはならない。

その条件とは、新年度を前に全員卒業すること。

 

全員卒業、全員就職が社会の要請であれば、人材を供給する教育機関は全員一斉に送り出さざるを得ない。

社会への入り口が横並びになれば出口も自然と横並びになる。

 

それは選考方法も同様にする。

就職は 就活 という入社チャンスが1回の短期集中選抜。

高校大学は入試というテストの一発勝負。

 

受験システムは日本の社会が、若者の新規一括採用をやめない限り何も変わらない。

逆に変えれば社会が混乱し、政治問題化する。

 

社会が変わらなければ教育も変わらない。

子供の勉強する目的は受験対策であり続ける。

受験は競争である限り、難易度1位が最高の価値という社会の認識は揺るがない。

つまり、東大の価値は100年たっても変わらない。

 

高原教頭から

国は教育改革という名のもとに受験に偏った教育を変えようとしているという意見が出る。

それが社会に影響して徐々に変わっていく可能性も・・

 

 

 

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