前回最後、ユキさんが夏之介の携帯にかけてきて・・

「金太郎が・・

金太郎が交通事故に・・」

と言ったところで終わり。

 


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夏之介は絶望する。

おれの・・・

おれの・・命より大事な金太郎・・

殆ど気を失いそうなくらいショックを受けている夏之介。

 

実は続きがあった。

ユキ
「パパ、よく聞いてね。

交通事故に遭いそうになったのね・・」

 

この言葉で自分を取り戻した夏之介は更衣室の外に出る。

よくよく話を聞いてみると・・

ユキさんが双子ふたりをベビーカーに乗せ、金太郎を連れて街を歩いていた時だった。

金太郎が急に車道に飛び出した。

車にひかれそうになるが、車は急ブレーキをかけて急停止。

間一髪で金太郎は助かった。

車のバンパーと金太郎の距離は実に10センチほどだった。

 

その後特に何事もなく過ぎたのだが・・

家に帰って1時間くらいしてから金太郎が泣き出した。


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時間差で恐怖が襲ってきたのだ。

そしてそれから1時間以上たっている今でも泣き止んでいない。

 

ユキさんが金太郎と変わってみる。

夏之介が金太郎に話しかけてあげると泣き止んだ。

 

 

マウンド上の夏之介。

まだ動揺している。

改めて我が子の大切さを痛感する。

 

恵に

” 野球は自分のためだけにやるもんだ ”

などとカッコつけていったけど、今回の事でわかった。

何よりも我が子が大事。

家族が一番大事。

自分も印西投手と同じで、家族のために野球をやっている!

 

そこで印西に言われたことを実行してみる。

負けたら家族と離れ離れになると考えて投げてみる。

現実味がないような気がしていたが・・

さっき、金太郎の声を聞いたとき実感できた。

 

(今日負けたら・・・

おれは家族を失う!)

 

念じて投げる夏之介!!

 

 

 

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