受話器を置いたレイ。

支援者は本物と感じた。

録音でなく、受話器の先でモールス信号を打った。

 


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エマは小さくガッツポーズ。

これでまず支援者と連絡が取れることが確認できた。

 

しかし、問題はある。

支援者側は、エマたちが七つの壁を探して食用児全員を解放しようとしているとは知らないはず。

その辺りについては後で伝えることとして・・

でも、味方には違いない。

 

気になった点としては・・

雰囲気が、だいぶ差し迫った感じだったこと。

交信が短かったし、

24時間以内にかけ直す手筈が、

一週間も音沙汰なしだった。

それに、今は会えない・・・

 

それだけ敵の脅威が近いという事か。

 

じき接触する。

必ず迎えに行く

 

支援者はそう言っていた。

 


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いつ連絡が来てもいいように、交代で電話番をすることに。

できれば、全員がモールス符号をおぼえるようにしたい。

 

そして、支援者と接触するまでには、七つの壁を探し出しておきたい。

 

ラニオンとトーマがミネルヴァの残した七つの壁のヒントを見ている。

クヴィティダラの

竜の目で

昼と夜を探すべし

 
まず北へ10里

つぎに東へ10里

つぎに南へ10里

つぎに西へ10里

 
天へ10里地へ10里

 
砂の間(はざま)で矢が止まり

日が東へ沈むとき

地が哭きそれ(壁)は現れる

 
彼と我らを隔つ(わかつ)もの

即ち七つの壁なり

 

全体的に意味不明。

北へ10里・・・のくだりは元に戻ってしまう。

しかしラニオンとトーマは、クヴィティダラは見たことがあるといっている。

 

 

 

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