フィルがエマに語りかける形で現状報告している。

元気に暮らしている。

この2か月間、色々あった。

 


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キャロル、シェリー、エウゲン、チャーリー、ミローシュも元気。

しかし他のみんなの事は分からない。

あの火事の後、バラバラに系列の施設へ引き取られた。

多分他の4つの飼育場に分けられた。

 

ママとはあれから会っていない。

今どこにいるのかもわからない。

 

新しいママが来て、新しい生活が始まった。

新しい兄弟はみんないい人。

 

最年長のジャッキーは遊んでくれるし、

ヘレンお姉さんは優しい。

お調子者のサイモンはちょっとドンに似てる。

 

サイモンが ” 出荷 ” された。

何も知らないサイモンや皆は笑顔だけど、里子なんて嘘。

大人にはなれない。

 

行っちゃダメ、逃げて!

と言いたいけれど言えない。

言ったらシェリーたちを守れない。

レイもこんな気持ちだったのだろう。

 


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エマの事を気遣うフィル。

ちゃんと食べて、ケガや病気をしていませんか?

無事逃げて、ミネルヴァさんに会えましたか?

 

フィルは寂しさで塞ぎこんでしまう。

さみしい、苦しい、エマに会いたい・・

でも、負ける訳に行かない。

頑張るって決めた。

皆を守ると決めた。

エマは絶対来てくれる。

エマが来れないならこっちから会いに行く!

 

元気がないフィルの事を心配してヘレンが声をかける。

「フィル大丈夫?

具合悪いの?」

 

フィルは笑顔で元気だと答える。

 
ある日、人が訪ねて来た。

ママ
「みんな。

今日は特別なお客さんよ。」

 

メガネをかけた、ちょっと冷たい感じがする若い男の人。

実は、あのラートリーから捜索部隊の指揮を任されている・・・

「こんにちは。

私はアンドリュー。」

フィルを見て名前を聞く。

アンドリューはフィルの耳元で

「君と話がしたい。」

 

 

 

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