合宿最終日。

ナイター点灯。

PM5:00にスタートした監督ノックがまだ続いている。

 


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鬼気迫る表情でノックを続ける監督。

選手もひっしでついていく!

監督
「どうしたぁ

もう声が出ないかぁ。」

 

キャッチャーは御幸。

1年達は外れていろと言われた。

悔しそうな奥村。

 

まだまだいけそうな前園、倉持、春市。

(まだまだ・・・

去年とは違う。)

らぁ

おお!!

 

終わる気配がない。

九鬼
「いつまで続くんだこれ・・

監督ずっと打ち続けてんじゃん・・」

 

監督の横顔を見る御幸。

去年、甲子園から帰って来た時に監督と話したことを思い出す。

 

監督室で甲子園の感想を聞かれた。

御幸
「相手は強いチームばかり。


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スタンドからの大声援・・

あれだけの観客の前での試合は素直に楽しかったです。

けど・・・

巨摩大の前にわずか一安打・・

完全な力負け。

今は悔しい思い出しか残っていません。」

 

監督はその気持ちがあれば大丈夫という。

「7年前、俺が監督として甲子園に出た時、メンバーのほとんどは前任の榊先生が育てた選手だった。

満足したことなど一度もない。」

 

手応え、迷い、限界、挑戦・・・

ついて来てくれるお前達がいるから、俺も戦える・・

 

泥まみれでさすがにもう立てなくなっている選手たちを監督は嬉しそうに睨みつける。

選手たちはまた立ち上がる。

もう1球ごーい!

あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛

ブシュシュシュシュー

 

 

 

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