快速函館行きに乗っている由紀と心。

由紀は妊婦とたくさんの目が描いてある絵を見ている。

 


スポンサーリンク


 

不気味な絵。

由紀は、真犯人がこれを送っているとは考えにくいと話す。

封筒の消印で札幌の東区から送られていることはわかる。

となると、これを送ることは犯にとってリスクになる。

 

心は、犯人が何らかのメッセージを送っているのではないかという。

89年の2月に三島医院の長女明音ちゃんが亡くなった時もこれと似たような絵があったと、父親が言っていた。

事件を予告したような絵だったっと。

 

由紀
「当時明音ちゃんの事件の担当だった刑事が、事件の真相を掴みかけていたという話を聞いたことがあります。」

 

心は、これは初耳。

 

由紀は続ける。

金丸という捜査一課の刑事。

残念ながら明音ちゃんと同じ月に事故で亡くなっている。

 

ここからは由紀の推測。

89年に起こった幾つかの事件はどれもが毒物を使った犯行で、同一人物による犯行にしか思えない。


スポンサーリンク


大量さつ人をする為の実験だったのでは。

 

心は、タイムスリップ前の由紀が

” 当時これらの事件は事故として扱われていた・・

けれど警察官である心のお父さんだけは事件として捜査していた ”

と言っていたことを思い出す。

 

心は由紀に、なぜこの事件を追っているのかを聞く。

 

由紀は、もともとは教師を目指していたという。

大学では教育学部にいた。

それがある時、たまたま音臼事件の記事を見て心が突き動かされた。

 

それは、心の母親のインタビュー記事だった。

それには加害者家族の苦悩が綴られており、ショックを受けた。

それで、記者になった。

事件の真相を調べて記事にすることであの事件の犠牲者や加害者家族を救えると考えたのだった。

 

心の妻だった由紀も心の家族をいつも庇っていた。

 

心は由紀に

「そっか・・ありがとう。」

 

列車は函館に到着。

 

 

 

次ページへ
 
 


スポンサーリンク