シリーズ同性愛編第3回!

 

 


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サクラはピアノを弾きながら話す。

昔酔ったヒトシさんから一度だけ聞いたことがある。

ヒトシさんには子供が一人いるらしいんだ。

 

キョウスケはこのことを知らなかった様子。

 

ヒトシさんは高校生の時、女の子と付き合っていた。

その頃から男しか好きにならなかったが、自分の事を変だと責めてたとこもあった。

だから女の子と付き合ったらまともになるんじゃないかって考えた。

彼女はいい子だったが結局好きになることなく、ある日彼女が妊娠したことが分かった。

その時にはもう堕ろせない週数になっていた。

 

ヒトシさんは彼女を好きではなかったので結婚は出来ないと伝えた。

父親には殴られたし、母親には泣かれた。

彼女の両親にはひたすら頭を下げた。


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彼女には悪いことをしたと、今でも思っている。。

 

生まれた子供は彼女の両親が自分たちの子として育てることになった。

ヒトシさんは自分が父親だと名乗らないことと、生まれた子供と彼女には一生会わないことを約束させられた。

 

しかし子供には一度だけ会った。

生まれてすぐの時に病院まで見に行った。

凄く小さくて不思議な気持ちになったという・・・

 

サクラの

子供に会いたい?

という質問には一瞬考えて

今はもう30歳だからどんないい男になったか気になるだけだと答えた。

 

 

キョウスケ
「知らなかった・・・」

サクラ
「ヒトシさん・・

本当はずっと子供の事が気になっていたんだと思う。

だから精子提供に反対したのは、キョウスケさんに自分と同じ思いをさせたくなかったんじゃないかな。」

 

 

 

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