大阪大会決勝。

開戦直後に狩野のソロホームラン!

 


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ベースを回って戻って来た狩野が万年に話しかける。

王者快苑の正捕手らしからぬ

データ頼みの淡泊で薄っぺらい配球・・・

新チーム発足から無敗やて?

ヒャッヒャ

「そんなんじゃ三日天下やで。」

 

そう言って狩野は万年の肩を揉む。

いじけ顔の万年は狩野の手を振り払う。

狩野
「強さに溺れて感覚錆びたな。」

そう言うと狩野はベンチに戻っていった。

 

万年は恨めしそうな顔で狩野の後ろ姿を追う。

 

 

回想、3年前。

中学生の万年はDLのユニフォームを着て甲子園に行く事を夢見ていた。

18人のスカウト枠でキャッチャーは二人。

中学生でツートップの自分と狩野で決まり。

そう狩野に話すと、狩野は万年に

DLはあきらめろ

と言った。


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狩野
「スカウトされたとしても俺がおる以上、お前は一生二番手。

才能あるのに補欠はもったいない。

快苑か花忠社行け。

それでもDLにこだわるなら、今すぐキャッチャーはやめろ。」

狩野はそう言うとヒャッヒャと笑った・・・

 

 

三年前の狩野の言葉を思い出して闘志を燃やす万年。

 

フォアボールで出塁したマリオが単独スチール!

スタートはバッチリ決まった!

万年、捕球してから投げるまでまで0.91秒。

セカンドが捕って1.89秒。

タッチアウト!

 

二塁到達時間3.2秒の快足マリオが盗塁失敗!!

快苑のスナイパー万年がマリオを仕留めた!

 

マリオ
「ウソやん!!」

笛吹はニヤリ。

怒りの万年気合十分!!

狩野
「ヤッバいなあいつ・・・」

 

DLの1回表の攻撃は1点止まり。

 

 

 

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