ルイが夏生を心配して陽菜に電話をかけてきた。

ルイ
「ヒナ姉・・・

ちょっとお願いしていいかな。

気分転換にナツオをどこかに連れて行ってあげてくれない・・?」

 


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以前夏生の筆が止まった時にルイが山登りに連れて行ったことがあった。

その時のことを話して、もしかしたらそうすることでブレイクスルー出来るかもしれないと話すルイ。

 

ヒナは

「本当はルイが連れて行ってあげたいんでしょ。」

と妹を気遣いながら、両親を誘って家族旅行をしてみようと思うと話す。

軽井沢とか、伊豆とか?

 

ルイはヒナに礼を言って電話をきった。

 

 

そして家族旅行当日。

父の運転で出かける一家。

夏生より都樹子さんのテンションが上がっている。

高原や、動物園や、滝や素敵な旅館・・・

とやや盛り込みすぎなスケジュールに目を輝かす。

 

楽しい観光をすませて旅館に着いた。

素敵な部屋。

広い離れの部屋で高そう。

都樹子さんが奮発したのだ。

2階が寝室。

寝室は2部屋あるから女性陣と男性陣で別れることに。

 

そんなことを話していると都樹子さんに会社から電話がかかって来た。

電話の様子がただ事ではない。

 

電話が終わって、何事か聞くと・・


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都樹子さんの会社のボディクリームが異物混入の疑いで自主回収になったとのこと。

都樹子さんは帰らなくてはならなくなった。

 

夏生父の会社は都樹子さんの会社の下請けなので無関係ではない。

二人で先に車で帰ることに。

せっかくだから夏生と陽菜はゆっくりして翌日電車で帰ることにした。

 

両親が慌ただしく帰って行って、急に静かになった。

しかし!

陽菜の目が輝きだした。

(待って待って。

これってつまり・・・

旅館の一室で二人っきりの夜を・・!?)

 

夏生との甘い時を思い出す陽菜。

でも、いくらなんでも・・

ルイに申し開きが出来ない・・

頭を抱える陽菜。

 

しかし冷静に考えれば寝室は2つあるし、そんな心配する程ではないことに陽菜は気づく。

 

 

食事は部屋で。

オシャレな料理が運ばれてくる。

普通の旅館と違う。

部屋だけでなく料理もモダン。

 

陽菜は料理の写真を撮ってルイに送ってあげる。

 

「今日の旅行はねえ、ルイの提案なんだ。」

と陽菜は説明する。

落ち込んでるみたいだからどっか連れてってあげてって。

丁度家族でそんなことを話し合っていたところだった。

せめて重い気分を変えられたらなんて。

 

 

 

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