老山アナの家庭は・・

恵の祖父母と老山母娘の4人暮らし。

 


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老山アナが帰ってきて、祖父母が心配する。

「花子さんや・・

TVのアレ・・・

大丈夫だったの?」

 

TVのアレとは・・

老山アナが

山梨出身のアナウンサーとしてゴールデンカップスの山梨ラインを批判したことだった。

 

祖父は

あんなこと言って球団からにらまれないのかい?

と気が気でない様子。

 

老山アナは

球団の人たちのフトコロは案外深いから大丈夫と言って笑う。

 

去年まで監督をやっていた早乙女シニアにも

各方面にガス抜きになるからありがたい。

現場も、マスコミにしり込みしないメンタルが鍛えられるからいい

と言われたと話す。

 

祖父の心配はまだ終わらない。

偉い人はそうかもしれないけど、現場の選手やコーチは・・・

 

「そんなもんみんな慣れっこだって!」

と老山は笑いながらせんべいをかじる。

 

恵が学校から帰って来た。

帰ってくるなり

「お母ちゃんは・・

怖いもんなしだからエライね!」

と言って笑う。

 

しかしこの発言に関しては老山アナは娘を諭す。

世の中には怖いものは絶対ある。

そーゆー考え方はダメ。

 

 

翌朝、恵と一緒に出社する老山アナ。

道を歩きながら

「そう!

この世には怖いものはある。


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世の中ナメちゃいけません。」

などと言いながら楽しそう。

 

恵は心の中で

ウチのかあちゃんは

ちょっとアホかもしれんけど

そーゆーとこがエエんや。

と思っていた。

 

会社に着いた老山アナに、カメラマンの小島が青い顔をして駆け寄る。

昨日の老山アナの発言が予想外の反響を呼んでいて・・

老山アナの指摘に驚いた

山梨ラインなどというものがあることを知らなかった

徳永コーチの抜擢の理由がようやくわかった。

しかも徳永→凡田はスパイダースライン。

こんな人たちの思惑が仙台のチームに働いているのは幻滅

これを告発した同じ山梨出身の老山アナの姿勢には感服する。

 

こう言った内容のメッセージが局のホームページに100通ほど寄せられているという。

その他にも

山梨県人会の仙台ゴールデンカップスしね

といったファンからの怒りの声も多数。

同様の意見が球団のホームページにも倍くらい来ているという。

 

顔からみるみる血の気が引いていく老山アナ。

山梨県人会は周知の事実として発言した老山アナだったが・・

実は意外と知られていなかった。

ガス抜きどころか事を荒立ててしまった形になった。

 

その日、老山アナが球団のグランドで練習中の選手たちの中に入って行っても、みんなに白い目で見られてしまう。

(ひょ・・ひょっとしたら・・

こ・・これが世の中の怖さーー?)

 

 

 

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