グラウンドで選手たちを集めて片岡監督が背番号を渡す。

一番最初に渡す背番号1は・・・

沢村栄純!

 


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監督に呼ばれても沢村はキョトンとしている。

監督に

どうした?

取りに来ないのか?

 

と言われてやっと

あ!!

と我に返った。

「はい!!

いきます!!

マッハでいきます!」

 

監督
「この番号に見合った成績を残したんだ。

堂々と受け取れ。」

 

沢村は大きく返事をし、両手でナンバーを受け取る。

手が震える。

 

降谷はショックを隠せない。

 

御幸は沢村の様子を笑顔で見守る。

(降谷も通って来た道・・・

お前もここからだな・・

沢村。)

 

チームメイトに異論のありそうなものはいない。

 

降谷は沢村に

おめでとう

と言うものの、その表情には悔しさがにじむ。

 

沢村は口元を引き締めて降谷の横を通り過ぎた。

 

以下、順々に背番号が渡されていく。

背番号2 御幸

背番号3 前園

背番号4 小湊

背番号5 金丸

背番号6 倉持

背番号7 麻生

背番号8 東条

背番号9 白州

背番号10 川上

背番号11 降谷暁

 


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降谷に渡す時、監督から一言

エースとしての役割がなくなった訳じゃない。

ここからの飛躍を期待しているぞ。

 

部長は

1が二つで今までより期待が倍・・

なんてことを考える・

 

降谷は背番号11を眺めて

「・・・」

 

押し黙っている降谷を見て落合コーチは・・・

(エース降格を告げられた降谷の心情・・・

エースの重圧が新たにのしかかる沢村・・・

変化によって起こるリスクを少しでも回避したかったが・・

片岡さんは二人の更なる成長を信じた・・・

挑戦なくして成長なし。

実に片岡さんらしい答えだが・・・)

 

背番号12 小野

背番号13 山口

背番号14 木島

背番号15 結城

背番号16 樋笠

背番号17 中田

背番号18 金田

背番号19 由井

背番号20 奥村

 

結城と奥村は追試をちゃんと受けるよう、監督から釘を刺された。

奥村は記入ミスが多くて数学だけ落としたらしい。

 

記録員は3年梅本

各チームの情報係代表に3年渡辺。

 

他の3年生も試合までの練習のサポートがある。

 

監督
「トーナメントを勝ち抜くには、ここにいる皆の力が必要だ!!

全員でいこう。」

 

 

 

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