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そして

7月5日 神宮球場

東・西 東京大会開会式。

 


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全ての学校の整列が終わった。

スタンドの他校の生徒がざわついている。

青道の降谷がエースナンバーじゃなかった。

故障か?

選抜の投球を見た時は打てる気がしなかった・・・

調子を崩しているらしい・・

俺らにもワンチャンあるか・・

じゃあ川上が背番号1?

いや、あいつ・・

サウスポーの・・

白龍戦で一気に名を上げた

沢村栄純。

穴ねーな青道!!

 

 

背番号をもらった日の練習後・・

梅本や吉川達マネージャーが選手の背番号をユニフォームに縫い付ける。

仮止めの段階でも自分の背中の番号を見ようとする沢村。

吉川には自分のしっぽを噛もうとする犬に見えた。

 

それを見た降谷

(気持ちはわかる・・)

降谷も最初は背中気にしてた・・・

 

春市が降谷に声をかける。

「大丈夫?」

 

降谷は背番号11をまじまじと見て・・

「1年の時の背番号に戻ったからね・・

悔しさはあるよ・・

けど、それ以上にもっといいピッチングをしなきゃと思う・・

一番の目標は、このチームで甲子園を勝ち抜くことだから。」


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そう話す降谷の表情は少しふっ切れたものになっていた。

 

降谷と沢村は1年の時から競い合って来たライバルであり、チームメイト。

きっと二人にしかわからない特別な感情があるんだろうな・・

そう思う吉川。

 

降谷は背番号11を縦二つに折り曲げて1にする。

吉川に

「これでお願いできる?」

と差し出す。

 

吉川が困っている。

春市が降谷の背中を叩いて

ダメだよ折り曲げちゃ。

やっぱりめちゃくちゃ悔しかったんだね・・

 

 

開会式が終わり、選手退場。

炎天下立ちっぱなしだった選手の中には具合が悪くなる者も。

奥村が顔面蒼白で前に立っている沢村の背中に寄りかかる。

 

そしてもう一人。

降谷もヤバイ・・・

「人が・・・多すぎる。」

 

なんか、去年も似たようなことがあった!!

 

——142話ここまで。

ダイヤのA act2 143話に続く

 

〇感想

降谷の精神面は大丈夫そうかな?

春市のフォローが素晴らしかった。

背番号縫い付けの時には11を折り曲げて1に・・

何ていう冗談まで言いました。

 

沢村、ずっと夏バテ対策を研究してましたから、尋常ではない暑さの中もきっと好投してくれるでしょう!

 

 


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