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向井監督は徳永に

「とりあえず今日も業務をこなしてくれ。」

という。

 


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業務とは、徳永の仕事、コーチング。

凡田にコーチングする事。

 

向井監督は夏之介に、尾野に満塁ホームランを打たれた時のことを話す。

あの試合中、夏之介は徳永に満塁でも強打者だったら歩かせる勇気を持てとコーチングされたはず。

なのに無造作に勝負に行った。

勝負するフリをして歩かせてもそれでもまだ3点差があった。

 

向井監督は二人に、ブルペンへ行って

”勝負するフリしながら歩かせるピッチング ”

の練習をするよう申し付ける。

 

言われた通りブルペンでキャッチャーを座らせてピッチング練習を開始する夏之介。

徳永はキャッチャーの後ろで夏之介の表情の演技の指導をする。

 

勝負師の厳しい表情で、ストライクゾーンをわずかに外れるボールを投げて、思い切り悔しそうな顔をする!!

これが

”勝負するフリしながら歩かせるピッチング ”

 

夏之介はこんな練習をしている自分をこの上なく惨めに感じる。

(FA移籍したのに・・・

何やってんだ俺ッッッ!)


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徳永は向井監督があからさまにイラついていたことが気にかかっている。

 

ブルペンの隅で二人の練習をじっと見ていた菊水コーチは

二人も気の毒だが、二軍に落とされた印西の事を心配している。

菊水コーチは印西が、もう一軍に戻って来られない気がしているのだ。

 

——25話ここまで。

グラゼニ パ・リーグ編 26話に続く

 

〇感想

菊水コーチはずっと印西投手の事を気にかけていましたからね・・

徳永コーチを育てるために二軍に落とされたことには納得いっていないでしょう。

それでもこれがきっかけで夏之介が勝てるようになればいいのですが・・

ムリなのかな・・

でもシャープ戦で

夏之介が変化球でかわすピッチングに徹していた時は上手くいってた。

最後の最後で尾野に対して

意表を突いてストレート勝負と考えたのがいけなかった。

それで打球にバックスピンがかかってしまってスタンドまで飛んでしまった。

 

その前に、欲をかいて抑えようと思ったのもよくなった。

その辺の状況判断の事を向井監督は言っているのでしょう。

そう考えると夏之介は考え方の変化で勝てるようになるのかもしれません。

 


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