前回のあらすじ

 

格下の相手をからかうような試合をする島田に審判も注意をした。

試合後、戸井田にゴミのような試合だったといわれても全く反省しない島田。

 


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旭の部屋を久保紗月(愛山2年)が訪ねて来た。

愛山高校は出雲英豊に負けて決勝進出できなかった。

その中でも久保は不戦勝扱いだった一人。

戦うことすら出来なくて不完全燃焼だったと話す久保。

不戦勝が二つもあって負けたことが悔しかった。

先輩達は泣いていたが、自分には来年がある。

気持ちが分かるなんて顔は出来なかったと話す。

久保と同じ理由で

分かるよ

なんて、言えなかった旭。

代わりに

「ありがとう。」

 

ホテルに戻った旭は勝リーグに進んだチームに蛍光ペンで線を引いていた。


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団体戦最初の相手は甲府明治。

 

 

ここから320話
 
 

 

インターハイ二日目。

個人予選リーグ当日の朝。

時計は5時8分

大倉は爆睡中だが隣で寝ているはずの真春の姿はもうない。

 

真春は早くに起きだして、体をほぐすための散歩に出ていた。

うしろを弟の夏之が歩く。

姉が心配でついてきたらしい。

優しい弟。

 

夏之が、緊張しているかと聞くと

真春はちょっと間をおいて

もし全然ダメで、一回戦で速攻負けたらどうしたらいいかわからないと話す。

(私は薙刀を好きでいられるだろうか?)

 

夏之は優しい笑顔で

「姉ちゃんはなんにも知らないんだな。

負けたら一礼してコートを出る。

たったそれだけのことだよ。」

 

 

 

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