外で千冬と話しているタケミチ。

一人じゃない・・

そう思うとタケミチの両目から涙があふれてくる。

そして

「千冬・・・

オレ・・っ

未来から来たんだっ」

 


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千冬
「は・・・?

何言ってんだお前?

未来から来た?」

 

それからタケミチは堰を切ったように全てを話した。

自分がしんだ日

過去に行った事

しんだヒナを助けるためにトーマンに入ったこと

12年前の今日にしか戻れないこと

マイキーの事

ドラケンの事

稀咲 そして千冬の未来

口から溢れ出るままに話した。

 

タイムリープの事はこの先誰にも話さない。

そう誓っていた。

現代にどういう影響を及ぼすかわからないから。

でも・・

現代でも自分のためにしんでくれた千冬なら・・

タケミチはそう思い、心が緩んだのだった。


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タケミチの話を聞いた千冬は、やはり自分が稀咲にころされることにショックを受けていた。

そして、タケミチの事は、なんとなく気づいていたと話す。

考えてみればタケミチは変なトコが多いし、いつもと雰囲気が違う時があった。

 

芭流覇羅との決戦の前に

タケミチが場地に

” どうかしなないで ”

と言ったことを千冬は憶えていた。

千冬
「離れていたから何を話していたか詳しくはわかんねえ。

けど確かにそう言った。

お前は場地さんがしぬことを知ってたんだな。

だからあんなにひっしだった。」

 

タケミチは ああ と答えた。

そして、知っていたのに場地を救えなかったことを悔いる。

 

千冬はタケミチに

「すげぇなお前。」

と言う。

誰も褒めてくれないのに、1人で戦っていた。

 

 

 

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