—
MFG予選最終日。明らかになるカナタの車。
—
西園寺家の朝。
恋が玄関先で何か叫んでいる。
今日はバイトで帰りが遅くなるらしい。
ちゃんと言ったからね、と母親に念押ししている。
過去に言った言わないの喧嘩でもあったのか。
それを聞いているカナタ。
今日はカナタもイベントがある。
そう、カナタ出走の日!!
スポンサーリンク
—
東京六本木にあるMFG本部。
統括本部長の上有(じょうゆう)が小田原のチーフ、山下に電話している。
MFGのエグゼクティブ・オーガナイザー、リョウ・タカハシからの依頼で、カナタ・リヴィントンについて聞いている。
山下がエントリーリストを照会するも見当たらない。
見当たらない?なぜだ?
※多分、片桐夏向で登録しているためでしょう。(3話)
—
PM12;55 小田原。
MFG最終日の7日目。
ここまでの概要。
ポルシェ勢の躍進がめざましい反面、フェラーリ、ランボルギーニのイタリアンパワーが苦戦している。
国産車期待の星、GT-Rの相葉瞬が暫定の5位。
今日の一番出走、塚本壮太のランサーがゲートに入る。
塚本のベストクオリファイは昨年の最終戦、熱海の96位。
今年を占う開幕戦での走りはどうか?
エンジェル7番がボードを掲げる。
スタイル抜群で、相葉が惚れている子。
エンジェルの中でも特にファンが多い。
相葉は今日も望遠鏡で見ている。
塚本のランサーがスタートする。
—
望遠鏡を覗きながらドキドキしている相葉。
スポンサーリンク
その相葉にカナタが声をかける。
びっくりして振り向くとオガタも一緒にいる。
久しぶりの再会に盛り上がる相葉とオガタ。
昔チームでレースに出ていた様子。
しかし世間話をしている暇はない。
出走まであと10分しかない。
クルマへ急ぐ。
さて、注目のカナタの車は・・
トヨタ 86!
そしてカーナンバーも86。
車を見てなつかしがる相葉。
(これならMFG初心者のカナタにはちょうどいいかも。)
相葉が先輩としてカナタにアドバイスする。
・予選で一番大事なことは完走すること。
(車は絶対にぶつけない)
・小田原パイクスピークは1周40キロ。
MGF開催コースの中でも最長。
(ベテランでもコースのレイアウトを全部覚えているわけではない。)
だが、カナタはレイアウト図を3回見ただけで覚えたという。
相葉は信じない。
・クルマはパワーがないから上りは70%くらいのテンションで。
・下りがやばい。(特にセクター3)
50から60をキープするくらいでちょうどいい。
相葉のアドバイスは以上。
86号車、車検テーブルへというアナウンスが流れる。
——6話ここまで。
エムエフゴースト 7話に続く
〇感想
前からそうかなと思っていましたが、
恋=エンジェル7番ということで間違いないようです。
恋が、86で出走するカナタを見た時の反応が楽しみです。
86ですか・・・
オガタが言っていた、”戦闘力がない”の意味がわかりました。
GT-R,フェラーリ、ポルシェといった車に対抗できるのでしょうか。
スポンサーリンク